| ここへは、潮止め水門を海側から見ようとしてやって来て、偶然その存在を知ったもの。松島と言うからには、松が全面を覆い尽くした島がいくつか並んでいるような風景を連想するので、この景色を見た瞬間、驚いたのは驚いたが、じゃぁ、松島ってどこにあるんだろう?あの奇妙な塔は何と言う名称なのだろう?と。要するに、掛戸松島と言う名称と目の前に広がっている岩だらけの奇妙な光景とが全く符合しなかったのだ。今でも腑に落ちないのだが、どうやら、この奇妙な岩の塔を松島と言うのだと思うことにする。一応、天辺には松のような木も生えているが。なんせ、そもそもは、鎌倉時代と言うから、当時とは随分様子が変わっているのではないかと。見る角度が変わると、動物に見えたり、人間に見えたり、実に不思議な塔である。それにしても、潮止め水門はそれなりに撮影して、私の気持ちはずっとあの塔に向かったままだった。何かに急かされるように、できるだけ近づきたいと言う思いから、大きな岩をピョンピョン飛び回ったものである。 |