4.毛馬第一閘門 and 毛馬洗堰
 大阪市北区長柄東3丁目 Map
今回、淀川左岸堤防上を自転車で快調に下って来たのだが、昨年どんな物か確認するためにわざわざ奈良からやって来た毛馬閘門に必然的に到達。この時は、古い感じが全く残っていなくてがっかりしたのだが、これを懐かしく拝見しつつ、さらにそこを越えて下流側へと進む。すると、左下に3連アーチ(毛馬洗堰)が現れた。全くの想定外のことだったので、エーッ!ナニーィ?コレッ!と相当に驚いた。よし、帰りに撮影することにして、自転車に跨ったものの、そのさらに先の左手に今度は閘門が現れた。一体全体どうなってんのか、この手の情報は皆無だったので、もう興味津々。要するに、私が期待していた古い毛馬閘門はこんな形で現閘門の隣に残されていたのである。

こちらは下流側のゲート

い太線が現在の淀川だが、現状の川幅を考えるととんでもない大工事だったことが容易に想像される。さらに、大阪城や中之島等から京都伏見迄の舟運が発達していたと言うことも、何となく理解できそうな気がする。
以下、毛馬洗堰へと続く

当時は、全10門だったそうだが、3門だけ保存されている
これを発見した時は、スワッ!石アーチ?と思ったのだが

右から2番目だが、木製のゲートが嵌められている

左が洗堰、右が閘門。現在では淀川左岸堤防となっている