13.槇山砲台軍道の軍橋
 舞鶴市白杉
頂上の槇山砲台へと続くかつての軍道、それは車1台がかろうじて通過できる最低限の幅員しかない、険道・酷道である。対向車が来たらどうする?、さーぁ、どうなるんでしょうねー??幸い、今回は登りも下りも一度も遭遇せず、結果的に楽勝。しかし、もしも遭遇したらパニクることになるんでは!?。ここに、いわゆる軍橋なる橋が架かっていると言う。これまでのいくつかの探索で、軍橋=レンガアーチ橋梁、あるいは石桁橋梁と言う図式が成り立っていたが、ここのは、若干異なる。全部で4基確認できたが、全て統一されており、石積み基礎の上にRCアーチ+壁石、と言う図式であった。このRCアーチだが、かなり特異な形状をしている。兜をスパッと切った断面形状に似ていると言えば似ている。要するに、下端部が鰓が張ったような感じになっているのである。2号橋でその特徴が顕著に見られる。おそらく、オリジナルのまま現状に至っているものと推察される。ま、私に言わせるならば、なんでそこだけRCなのぉー!!
橋がどこに架かっているかの事前情報は無し。そこで、登って行きながら、とにかく山側に沢がある所と言うのがポイントになる。
(仮)白杉1号橋 (径間:3.0m)   Map
(仮)白杉2号橋 (径間:1.63m)   Map
(仮)白杉3号橋 (径間:2.0m)   Map
(仮)白杉4号橋 (径間:計測せず)   Map
頂上
頂上には電波中継基地があるが、それ以外にはかつての砲台跡関連の施設がかなり残されている。また、パラグライダー・ハンググライダーの滑走路?が合計3箇所あった。
南側の西舞鶴方面を望む
北側の博奕岬を望む
西側の由良地区を望む