頂上の槇山砲台へと続くかつての軍道、それは車1台がかろうじて通過できる最低限の幅員しかない、険道・酷道である。対向車が来たらどうする?、さーぁ、どうなるんでしょうねー??幸い、今回は登りも下りも一度も遭遇せず、結果的に楽勝。しかし、もしも遭遇したらパニクることになるんでは!?。ここに、いわゆる軍橋なる橋が架かっていると言う。これまでのいくつかの探索で、軍橋=レンガアーチ橋梁、あるいは石桁橋梁と言う図式が成り立っていたが、ここのは、若干異なる。全部で4基確認できたが、全て統一されており、石積み基礎の上にRCアーチ+壁石、と言う図式であった。このRCアーチだが、かなり特異な形状をしている。兜をスパッと切った断面形状に似ていると言えば似ている。要するに、下端部が鰓が張ったような感じになっているのである。2号橋でその特徴が顕著に見られる。おそらく、オリジナルのまま現状に至っているものと推察される。ま、私に言わせるならば、なんでそこだけRCなのぉー!!
橋がどこに架かっているかの事前情報は無し。そこで、登って行きながら、とにかく山側に沢がある所と言うのがポイントになる。 |