1.虹潤橋 (こうかん) 豊後大野市三重町菅生(宮野)-臼杵市野津町西畑
石アーチ Map
R502を野津町方面に進み、ちょうど境界付近の案内板に従って左折すると直ぐに三重川に架かる立派な橋が見える。かなり大きく、最近まで現役で使われていたようである。欄干の造りが独特で、それ自身もアーチとなっており、欄干と言うより橋の構造体の一部の様にも見える。舗装されて上面が平坦になっているせいかもしれないが、元々は路面もアーチ状(上反り)だったのかもしれない。現在では通行止めになっている。径間25.2m
5.間戸橋 (まど) 豊後大野市三重町小田
石アーチ Map
小津留は2度目だ。R502からR718へ。約6km先トンネルを過ぎて下りになってから直ぐ小津留方面へ左折。800m先右下に最初に見える民家の右奥に架かっている。民家は今は無人のようである。上流側から降りる。光が届きにくい状況の中で逆光なので非常に撮影しにくい。いびつなアーチで壁石も全くデタラメに見える積み方で、およそ大分の石橋らしくない雰囲気を持つ。しかし黒ずんだ風貌が年が経たことを物語っている。静かな谷間である。 径間5.2m
10.窟岩橋 (ほげいわ)

豊後大野市三重町中津留

石アーチ Map
さらに上流へ。大きく右カーブしている左手にトイレの建物が見える位置の県道上の現橋の下流側に架かる。ほげ岩という大きな岩の所に架かるのでこの名前があるのだが、どれがほげ岩か確認し忘れた。 径間19.4m
9.轟木橋 豊後大野市三重町伏野-清川町伏野
2連石アーチ Map
R718に戻って中津無礼川沿いに上流へ向かう。大師堂バス停の横、長い実に扁平なアーチである。広い川と小さな水路を大小2連で跨ぐのであるが、水路の方は見えにくい。それにしてもこの扁平さはどうであろう。わずかに上反りであるが、よくこれで形状を保てるものだとあきれるばかりである。 径間25.6m、8.1m
17.寶光禅寺山門
アーチ石門 Map
豊後大野市三重町内田
R326から三重町役場の方へ入り、川を渡り、その先分岐を右へ、直ぐ左手に寶光禅寺の看板があり真っ直ぐ登って行く。正門はこの登り道の右下から登って来てこの道を潜って山門へと通じている。無理やりにこの登り道を造ったようだ。基礎石を高く積み上げてその上に扁平なアーチが乗っている。
2.菅生橋 (すごう) ⇒撤去架け替え
石アーチ Map
豊後大野市三重町菅生
虹澗橋から旧道を抜けて行って、ちょうど下り坂を下りきった所が菅生駅前である。信号を渡った小川に架かっている。
径間3.7m
13.障子岩橋 豊後大野市三重町大白谷
石アーチ Map
R45からR688が右分岐した所の現橋の上手白壁がきれいな民家の横に架かっている。両基礎は岩盤にしっかり根を降ろし、アーチはかなり扁平である。橋の下には堰があって取水が行われているようだ。 径間20.2m
11.稲積橋 (中央橋) 豊後大野市三重町中津留
石アーチ Map
その直ぐ上流、稲積水中鍾乳洞入り口橋の上手に並んで架かっている。並んでいるのにおそらく誰も石橋という意識は無いのだろう、気が付かないようだ。車でさっと入っていく分には気が付かない方が自然かもしれない。秋祭りの練習がこの橋の上流側で行われているようだ。それにしても実に軽快なテンポである。今まで見聞きしている祭り太鼓とは全く異なるテンポで、実にいい感じである。 径間13.7m
3.宇対瀬橋 (うたいぜ)
石アーチ Map
豊後大野市三重町浅瀬
R326菅生駅を通り越して少し北へ行き菅生石仏方面の標識に従って左折。JRを渡り小学校を過ぎ、その先トンネルを潜った先の三叉路を右折すれば石仏方面、ここを左折。やがて町道に合流して緩い坂を登って行くと頂点左に池がある。その池の出口に架かっている。右手は大野川だ。小さな橋だが非常に扁平で最初は桁橋かと思った。輪石がくっきり。 径間4.8m
4.内山観音橋
石アーチ Map
豊後大野市三重町内山
三重中心からR326を南の内山観音へ向かう。3kmほどで直ぐに到着。広大な駐車場があるが車は1台も停まっていない。その駐車場に入った所で観音側を見ると目の前の橋がそうであった。ただしこちら側はRC拡幅側で上流側が石橋。道路を走っている分には全く気が付かない。 径間4.5m
6.市ノ原橋
石アーチ Map
豊後大野市三重町小田
そこからさらに400m進んだ所に架かっている。前回はこの上を通っているのに全く気づかなかった。間戸橋とは裏腹にこじんまりとしてきれいな輪石で小さくまとまっている。 径間4.8m
7.久田橋 (ひさだ)
石アーチ Map
豊後大野市三重町久田-小田
R718に戻って400m先、現橋を過ぎて100m先を細道に右折、その先に架かっている。深い谷と旺盛な植生に阻まれて撮影ポイントが無い。中津無礼川の方に降りて行く急傾斜の階段があり金網を乗り越えて落ちないように体を確保してかろうじて木々の簾を通して撮影できた。 径間15m
8.三重井路橋
2連石アーチ Map
豊後大野市三重町小田-伏野  ふせの
R718に戻って、300m先、奥畑川を渡ってR706へ左折、200m先左下に立派な鉄管が見える。さらに上流200m程の下り右カーブの所から川に降りることができる。大きな石塊を乗り越えながら途中対岸に渡って橋の下へ辿り着く。2連の立派な石積みである。これぞ大分式の石積みである。残念ながら左右の川岸からの植生に遮られて各アーチは半分ずつしか見えない
径間5.2m
12.妙見橋
石アーチ Map
豊後大野市三重町中津留
さらに上流、妙見バス停横に架かる。欄干中央部に石碑がニュッと立っている。工事費の寄付でもしたのであろう。親柱も残っている。ここでもテンポのいい軽快な太鼓と笛の音が聞こえていた。 径間19m
14.久部橋 (きゅうぶ)
石アーチ Map
豊後大野市三重町大白谷
R688には分岐せず、R45を南へ約200m先の梅の木がある所に架かっているのだが、うっかりすると見落として通り過ぎてしまう。何の目印も無い。小さな川なのだが今は水は流れていない。ほとんどアーチのみであるがR45の現役ということになる。 径間1.8m
15.奥ヶ迫橋
石アーチ Map
豊後大野市三重町大白谷
障子岩橋の先R688100m進んで民家の方面に右折、200m先林に入った所に架かっている。きれいな石積みなのだが陽が当たりにくいのか黒々とじめじめしている。きのこでも生えてきそうだ。 径間3.9m
16.植松橋
石アーチ Map
豊後大野市三重町大白谷
R688をさらに上流へ。ぽつんと1軒の民家があり、傾山冷水登山口という表示・冷水バス停がある。その直ぐ下流に木々に隠れて見えにくいがかろうじてアーチがチラと見える。苦労して川底に降りてやっと撮影できた。それにしても中津無礼川の水のきれいさは表現のしようが無いほどである。清川村の奥嶽川の水も感動ものだったが、その奥嶽川が負けているような気がする。 径間12.5m
2013.09.14(土)晴れ。今年の4月に南九州放浪の旅を行ったばかりだが、今回は高校の同窓会にかこつけての大分の旅を行うことにした。前回あれこれと悔しい思いをしたので、今回は直前にNAVIと新しいデジカメを購入しての心機一転の旅である。果たして、その成果や如何に。
初日:早朝フェリーで別府港に到着。まずは、豊後大野市千歳町の妙覚寺を目的地にセットし
R10を南へ向かう。
18.上田原御手洗神社参道橋
Map
豊後大野市三重町上田原
妙覚寺を出て案内に従って南へ。何となく走ったことがあるような道路だと思っていると、色々と記憶が蘇って来る。そして12分後、御手洗神社に無事に到着。少し乳白色の池水の出口水路部に3枚橋が架かっている。