3.中尾八幡社参道橋 運動公園入口交差点を西へ向かう。ちょと迷いながらも旧国道を玉来へ出ることができた。R639へ左折、JRを潜ってその先大野川を越えた右手に中尾八幡社がある。木造の立派な大きな山門があり、良く見るとその参道に小さな石の盛り上がりがある。横に回り込むと薄暗い中に薄いアーチを確認できる。径間1.7m
石アーチ Map
竹田市吉田
2.山手橋
石アーチ Map
竹田市竹田
R502150m緒方方面に向かうとトンネルの手前に運動公園入口交差点がある。良く見るとその交差点の右から左へ井路が横切っている。ただしサイフォン式となっているので地下へ潜る部分のRCの壁しか見えない。この壁にグリップが付いているので上に登ることができる。上に出ると目の前に小さなアーチが見える。ここは竹田綜合庁舎の直ぐ東に当たる。径間2.4m
1.宮瀬橋 竹田市内の南の外れ、稲葉川やすらぎ公園内に移設されたもの。まるで、江戸皇居の二重橋と見間違うばかりの優美な姿である。完璧な左右対称形は質の高さを伺わせる。欄干は住吉橋とそっくりである。
径間9.5m
2連石アーチ Map
竹田市竹田-飛田川
19.政所橋 R47鏡水路橋を潜って少し行った所の左手川向こうに学校が見える。通り過ぎて左を振り返るとその学校の前にアーチらしきものが見える。竹田中学校の体育館の目の前に架かっている黒っぽいかなり扁平な橋である。親柱も欄干もきれいに残っていて、まところはし、と読める。 径間15.2m
石アーチ Map
竹田市植木
5.住吉橋 R8を上流へ向かう。1kmちょっとで右手の広い所に見える。大小2つのアーチはボリュームがあり立派である。真ん中の基礎は川の1/3程の所に盛り上がっている岩盤の上に根を下ろしている。従って、変則2連。欄干も全体の造りもきめの細かい様子が伺われる。
2連石アーチ Map
竹田市門田 もんでん
7.神原山之神橋 明正井路橋の少し南から神原川沿いに旧道に入る。祖母山の内懐の神原渓谷郵便局の裏手に架かる。岩盤の上にしっかりと根を降ろし、色々な植物に覆われた石橋。 径間11.3m
石アーチ  (こうばるやまのかみ) Map
竹田市中角-神原
16.笹無田橋 若宮井路笹無田水路橋の直ぐ北側の下に架かっている。この橋も平行積みの立派な橋であるが、悲しいかな水路橋に圧倒されてしまっている。私も最初はほとんど意識することなく水路橋にカメラを向けていて、そう言えばこれも石橋だよなぁ、と、チラと思った程度。
径間15m
石アーチ Map
竹田市挟田
12.おたまや公園石橋1号 13.おたまや公園石橋2号
7径間桁 / 3径間桁 Map 竹田市会々 Map
竹田中心部を東に突っ切って豊岡橋を渡って右折。稲葉川沿いに東へ進むと左手に碧雲寺・その隣に中川家菩提所であるおたまや公園がある。誰もいない。目の前にりゅうぎん池があり、左手奥に7径間桁橋、右手奥に3径間桁橋が架かっている。この橋を渡ると歴代中川家当主の立派な墓がある。池の水はわずかしかないが、鏡となっていて鏡像が写っている。
18.若宮井路鏡水路橋 R57若宮井路から竹田市内に戻り、会々七里の交差点をR47に右折。その先同じように道路と濁渕川とを大小2連でまたいで架かっている。これもすばらしい出来である。
2連石アーチ Map
竹田市会々
30.明治岡本井路3号橋 戻って高伏へ向かう。戸数わずかで点々としており、R47に抜ける道路のぐっと登りになった辺りの左手遠くにそれらしきものが見える。少し下って民家の前にバイクを止めて田圃の上を近づくと、水路部分はRC造りであるが橋はれっきとした石橋である。水路に水はあったが流れている感じではなかった。危うく見過ごすところであったが、実際一度は通り過ぎて念のために戻ってみたのが良かった。 径間7.1m
石アーチ Map
竹田市高伏
38.住吉橋
石アーチ Map
竹田市下坂田-米納
R57からR442へ。しばらくすると道の駅竹田が有る。さらに少し進むと左手にがくっと降りる所がある。降りきった所に久住川が流れ来たっており、そこの現橋の下流側に架かっている市万田橋とよく似た、でもさらに大きなきれいな橋である
径間27.5m
4.明正井路長瀬水路橋
石アーチ Map
竹田市門田-太田
R8を上流へ向かう。やがて長瀬橋を渡り直ぐ左手の民家の先を左折。民家の間を直ぐに右折、登って分岐を真っ直ぐ、さらにどんどん登って(約300m)行って奥の杉林が始まった所の左手にひっそりと架かっている。ただし、普通の車ではここまで行くのは無理である。 径間3.6m
8.紺屋石拱橋
石アーチ Map
竹田市九重野
R8に戻って上流へ。紺屋方面標識に従って左折、直ぐ右手上流側旧道に見えている。少し縦断勾配が付いている。寂びた鉄パイプ製の手摺。
9.久小野橋
石アーチ Map
竹田市九重野
R8をさらに上流へ。小さな緩木方面標識があり民家の間を左折、600m先に架かっている。RCの下を覗き込む。 径間2.7m
10.下渡瀬橋
石アーチ Map
竹田市九重野
さらに真っ直ぐ進むとその先に架かっている。黒い色で目地にRCが詰め込まれ、平行積みの立派な橋である。 径間8.9m
11.恵平谷川橋 (えひらだに)
石アーチ Map
竹田市入田
R8湧水群を左に見てR410に右折。緒方川を越えてその先の十角温泉バス停前を左折。また緒方川を渡って右折、建物の先を左折、100m上がった所の先に架かっている。小さなかわいい橋。その前の方は滝のようになって落ちている。 径間1.8m
ここの十角川と緒方川の合流点付近の形状は極めて独特の景観をしている。
14.満徳寺みのり橋
石アーチ Map
竹田市会々 あいあい
市道を進みやがてR57に出て左折、次の会々七里の交差点を過ぎて100m先左手に満徳寺がある。その参道橋。幅の広い太鼓橋で、やや凝った擬宝珠が合計6個乗っている。 径間3.1m

2013.09.14 再訪してアーチであることを確認。
21.上坪井路立石水路橋
石アーチ Map
竹田市枝
R47竹田明治郵便局の先を斜め前方へ右折。900m先左へ分岐、700m先左手前方に見えている。冬枯れでも植生に邪魔されているので、夏時分にはほとんど見えないのではないか。 径間7.3m
17.小賀川橋
石アーチ Map
竹田市三宅-中
竹田市と朝地町との境をわずかに竹田側に入ったR57北側の小賀川の旧道に架かる。ちょうど生コン会社を降りた所。川に対して少し斜めに架かっているようだ。一見するとRC製のようにも見える。石橋に間違いないと思う。
6.明正井路一幹1号橋 竹田市門田
6連石アーチ Map
R8をぐるっと左カーブすると、目の前に黒い長大な石壁が視界に飛び込んでくる。圧倒的な存在感。これが水路橋だからすごい。まるで鉄道橋のようである。肥後ではお目にかかれない代物。よく見ると6連アーチ(パンフでは5連)である。川を跨ぎ、R8をも跨いでいる。これも基礎が岩盤にしっかりと食い込んでいる。石の隙間にはコンクリートが丹念に塗り込められていて、上流側の基礎は三角柱に整形されている。なかなか全体像がカメラの視野に収まらないほど長い。ここは柱状節理が露出していて流が淀んでいる。竹田では用水路のことを井路と呼ぶらしい。肥後では井手と呼ぶ。 径間10.7m
15.若宮井路笹無田水路橋
2連石アーチ Map
竹田市挟田
市内を抜けてR57を少し大分方面に下った所のトンネルの手前左手に見える。これも大変な存在感である。2連アーチが高所に架かっているため下から仰ぎ見るようにしなければならない。この水路橋を潜った直ぐ先にも立派な石橋があり、さらには赤い地肌の鉄道橋もあり、もちろんR57のトンネル手前の新旧道路橋もありで、狭い所にいくつもの橋がひしめき合っている様は壮観である。このアーチは笹無田川と道路とを跨いでいる。造りが大変堅固な印象を受ける。 径間21.5m
43.宮野井路橋 R57三迫バス停(二本松トンネルの熊本寄り200m)横(北側)に20mほどの長さに渡って石垣(半分はRC)が続き、何だろうかと気にはなっていたがこれが宮野井路である。R57から北側に抜けるために小さなアーチが築かれている。 径間2.1m
石アーチ Map
竹田市向山田
22.上坪井路立石水路桁橋
Map
竹田市枝
その井路が道路下に潜る手前に小さな谷川がありそこによれよれの桁橋がある。ほとんどRCの水路部分で強度を保っているようなものだが。一応石橋として計上する。
23.立石桁橋
合掌桁・桁 Map
竹田市枝
その道路下の水路を覗き込むと薄暗い中リブアーチらしき部分と通常の桁の部分とが見える。橋とは思えないような暗渠のような。
20.白剥橋  しらはげ
石アーチ Map
竹田市枝
R47竹田中前から800m先を岡本農免道路へ右折、登って下って2.2km先、最後にくねくね道をぐっと下った先を左折、100m先左手に残されている。背丈ほどの草と格闘しながら5mほどの距離をやっと目の前まで到着。輪石がちょろっと見える程度。廃橋状態。
径間1.7m
24.鬼田橋 (おんだ) R47竹田明治郵便局の100m南に小仲尾方面への小さな標識があり、右折して行くと直ぐに橋が見える。田圃に降りてみると石橋だった。非常に丁寧な石積みである。アーチ下面を覗くと、幅の中央辺りに裂け目がある。これはひょっとして裂け目ではなくて拡幅工事のなごりではないかと思われる。もしそうであるならば、始めて見るRC以外の石橋による拡幅工事となる。
石アーチ Map
竹田市平田-植木
25.尾園橋
石アーチ Map
竹田市平田
さらに2kmほど進んだ折立の集落の真ん中に架かっている。赤みがかった輪石が大変大きく、扁平で、壁石がほとんど無い。下流側にRC拡幅があるが、元々かなり幅広な橋である。 径間5.1m
27.馬渡橋 明治小まで戻り、さらに進んで小仲尾の集落の真ん中左手に架かっている。こちらも下流側にRC拡幅があるが尾園橋とは対照的に小さな輪石。親柱の草をはらうと、まわたりはし、と読める。同じ流域にありながらこんなに姿が違うのも珍しい。 径間5.4m
石アーチ Map
竹田市平田

ちょうど近くのおばあさんが降りて来たので挨拶すると、あなたで3人目ですよ、石橋を見に来た人に会うのは、と。時々橋にまとわりつく草を切り払ってきれいにしておくのだが最近はやっていない。これは大正何年かにでけた橋ですよ、と。休みの日はこうやって石橋巡りをしています。熊本から来て宇佐の実家に行く途中です、と応えると、そらいい趣味じゃ、これやったらあまり金もかからんじゃろぉし、うーんいい趣味じゃ。こん向こうん橋宇津の黒田さんの家の前にも架かっちょるよ。こういう受け答えを経験するのも旅のいい思い出である。その土地土地の方言を聞くことができて面白い。大分弁はやはりなつかしい。

26.添ヶ津留橋 (せがづる)
石アーチ Map
竹田市平田-植木
尾園橋を渡って明治小の先を右折、ぐっと坂を上って下った所に架かっている。下流側に大きくRC拡幅。
径間6.2m
40.高尾橋
石アーチ Map
竹田市市用  いちもち
R638を稲葉川沿いに下って行く。2kmちょっとで左手に澤組氏宅がありその前を南へ入る。800m先左手に架かっている。 径間6.9m
29.明治岡本井路4号橋
石アーチ Map
竹田市高伏  たかぶし
明治小から西へ2.5km先右折。直ぐ左手が見覚えのあるシラス壁面。500m先小川の手前で狭い地道に左折、ここから約200mほど上流に架かっている。道は半ば凍っていて滑りながらも行ける所まで行って最後は歩き。3号橋と良く似た橋である。
径間3.6m
31.堀河橋
放物線石アーチ Map
竹田市高伏
先ほどの道路をさらに先へ。2km弱ほど進むと谷川を渡るがそこに架かっている。右下の田んぼに降りるとRCに覆われた変形アーチ(逆V字状)が見える。
径間4.6m
28.九反田橋 (くたんだ)
石アーチ Map
竹田市植木橋宇津
少し迷いかけたが見当を付けて行ってみると確かに橋が架かっていた。略図と実際の地形とでギャップが大きい。なるほど黒田氏宅の目の前だった。こじんまりとしているがきれいな半円形のアーチである。親柱も欄干もきれいに残っている。田圃が九反ある所の橋とでもいう意味だろうか。川底は柱状節理の断面が平らに連なっている。 径間6.3m
32.堀河東橋
Map
竹田市高伏
堀河水路橋を探していて一旦は到達できずに対岸に登って戻ろうとして、堀河橋の100m東で何となく石橋の臭いがしてこの橋を発見。桁橋である。
33.堀河東下橋
Map
竹田市高伏
その5m下流に架かっている、これも桁橋。こちらの方が桁橋らしい。
35.城原八幡社参道橋 きばる
石アーチ Map
竹田市米納  よない
高伏地区へ行こうとして偶然到達したもの。R442とその旧道との間、高伏への分岐点100m南側。東側は郵便局。親柱4本、欄干には隙間は無く、小さな水路を跨ぐ。 径間2.1m

2013.09.14 再訪してアーチであることを確認
42.片ヶ瀬桁橋
Map
竹田市片ケ瀬
R502ちょうど豊後大野市と竹田市との境を右折(小富士小学校の小さな立て札が立っている)、100m先右折、直ぐの所に架かっている。しかし植生に阻まれてかすかに桁石を確認できるのみ。長靴を持参していなかったので川には降りず。
ここは、竹田では無く緒方町片ケ瀬のようだが、既に撤去
39.松尾橋
石アーチ Map
竹田市下坂田
さらに西へ進むと今度は稲葉川に出くわし、これも同じように現橋の下流側に架かっている。この橋も立派な橋である。 径間28m

それにしても以前入手した竹田市発行の地図のなんといい加減なことか。もう少し真面目に作成してもらいたいものである。
34.明治岡本井路堀河水路橋
石アーチ Map
竹田市高伏
堀河橋の少し南側に2軒ほどの民家、その前の細道に入る。ここからは遠いが徒歩が無難。(南側から大きく回りこむルート)心細い細道をガタガタととにかく下る。一番下まで行くと正面に谷川がある。その辺の田んぼのあぜ道を失敬してなんとか上流へ登って行くと目の前に水路のRC壁部分がチラと見える。石橋部分は木々に遮られてすかし状態でしか見ることができない。左手に小さなくり抜きトンネルがあり上流側へ出られる。こちらは一変して昼尚暗い静かな森の中。 径間10.4m
41.山王橋 R638に戻ってさらに稲葉川沿いに下って行く。この稲葉川は豪快な川のようで、流路はくねくねと曲がり岩肌を深く削り淵を成し、なかなか見事な景観を現出させている。眺めていて飽きが来ない。やがて山王という地区に来ると右手に大きな山王橋が架かっている。大変雄大な感じがするきれいな橋である。 径間17m
3連石アーチ Map
竹田市飛田川-平田
36.笹川発電所水路橋 37.鉢山橋
石アーチ Map 石アーチ Map
竹田市福原
R442を久住方面に向かう。城原八幡から約2km程で右手に旧道が分岐。旧道へ進み鉢山方面へ右折、600m先左下に笹川発電所を見て100m先左下に水路橋が見えている。 径間6.3m

その右手20m上流に鉢山橋が架かっている。欄干が残っている。 径間6.6m
2013.09.14(土)晴れ。今年の4月に南九州放浪の旅を行ったばかりだが、今回は高校の同窓会にかこつけての大分の旅を行うことにした。前回あれこれと悔しい思いをしたので、今回は直前にNAVIと新しいデジカメを購入しての心機一転の旅である。果たして、その成果や如何に。
初日:早朝フェリーで別府港に到着。まずは、豊後大野市千歳町の妙覚寺を目的地にセットし
R10を南へ向かう。
44.片ケ瀬橋 45.片ケ瀬西橋
迫り出し式桁 Map Map
竹田市片ケ瀬
緒方町草深野の旧道からR502に出てさらに西へ。トンネルを抜けると右手に大野川が並行するようになる。すると、右下の川原に降りる道がある。そこを降りて行くと、R502の下に迫り出し式の桁橋が潜り込んでいるのが分かる。下には降りず。 片ケ瀬橋からものの100mほど西側、下の原バス停の西側に山手へ延びる道が分岐している。その道路の東側で細溝がR502の下に潜りこんでいる。ここは簡単に潜ることができる。すると、RCBOXの奥に石桁がビッシリと並んでいた。要するに、この路線は山側に拡幅したようだ。
46.上角橋  うわづの 竹田市竹田
合掌 Map
R502から即R8に入りたいのだが、それは無理な話で、NAVIは正直にそこを通り過ぎ、トンネルを越えて右折、と指示を出す。結局、竹田市内をグルリと東に迂回してやっと予定していたR8現地へとやって来た。NAVIはなかなかかしこい。R8を市内に向き直すと、右下に急角度で落ち込む細道がある。そこを降りて、さらに右下の草道へと降りて行く。こんな所大丈夫かなと思っていると、なんとその草道は民家へと通じている。と言っても荒れ放題で気味が悪い。何となく人の気配がしない。そこは溝を跨いでいるようで、左手下流側へと強引に滑り落ちる。すると小さな合掌桁があるではないか。中央部に要石を挟み両側に各4本の合掌桁。これもまた、人知れずここで眠ってしまうのだろうか。なんとも、もったいない。
47.殿町古田家仲間長屋門前橋 / 48.殿町階段橋
Map Map
竹田市竹田
R8を竹田市内へと戻って行く。先ほど気になっていた一画へ入ってみる。するとこの一画だけまるでタイムスリップしたような、いい風情の街並みが続いている。入って直ぐの右手、立派な長屋門がある。古田家仲間長屋門との説明書き有り。その門前に現代版だが桁橋があったので計上しておく。

さらに奥へと入って行くと黒塀が続き、合計
3基の階段橋が架かっている。他にもその気になればいくつか桁橋がありそうだ。この辺り、一度じっくりと散策してみたいのだが、今日は先を急ぐので、後ろ髪をひかれる思いで先へ進む。
49.竹田の石門 竹田市竹田
アーチ石門 Map
竹田高校の西側に見事な石垣が連なる一画がある。その途中にポッカリと逆U字状に穴が開き階段出入口になっている所がある。これがまた見事な輪石アーチ門である。石門として計上しておく。
50.西光寺本堂前橋 竹田市会々
1枚桁 Map
竹田高校を過ぎると稲葉川に行き当たる。そこを左折、その先橋を渡って左折、竹田駅の東側の花水月のさらに東側に西光寺がある。門前にPして中に入る。すると、本堂の前に小さな1枚橋。本堂右手にたぶん寺務所と思われる建物があり、その前にも桁橋。さらに本堂左手に墓地の奥へと延びる細路があり、その入口にも1枚橋がある。
51.西光寺寺務所前橋 52.西光寺墓地入口橋
Map 1枚桁 Map
西光寺-龍
53.西光寺石橋 竹田市会々
3径間太鼓桁 Map
西光寺には庭園目当てでやって来たのだが、どこにあるのか散々探し回るも発見できなく、あきらめてバイクに跨ってトンネルへ入ろうとすると、何となく視界の左手が気になる。あわてて戻り、塀の中を覗き込むと、そこが庭園だった。でも何となく入れそうな雰囲気が無い。時間も無いし、塀越しにズームでパチリパチリ。3基までは直ぐに判明したが4基目が見えない。あっちこっち覗き込むとようやく草葉の向こうにチラと中之島小橋が見えた。ま、これで良しとし、先を急ぐ。
54.西光寺南小橋   2径間桁 55.西光寺東小橋   1枚桁
56.西光寺中之島小橋 1本桁
夏草の向こうにかろうじて見えた。

池の山手側の林の中に入り込むことも考えたが、今日は建物の中にかなりの人数が蠢いており、不審者で通報されることも有り得そうで、踏み止まる。
57.植木の石アーチ 竹田市植木
石アーチ Map
満徳寺みのり橋は太鼓橋とばっかり思い込んでいたが、これもアーチだと言う。確かに覗き込むと輪石だけのアーチ橋であった。これを確認して、R47を植木方面へと向かう。石垣井路義盛神社南橋と言うのが目的地なのだが、そこへ向かう途中、右にカーブした途端左前方に何やら気になる怪しい黒い穴が見える。これって、石橋じゃんと心はときめく。近付いて見るとまぎれも無く輪石アーチである。どうやら民家の倉庫として使われていたようである。が、今は廃屋のよう。これは橋とは言えないが、誘惑に負けて石橋として計上しておく。実際見事なアーチであることは確か。
58.石垣井路義盛神社南橋 / 59.西橋
桁 / 桁 Map 竹田市植木
そして、やっと石垣井路義盛神社南橋の近くまでやって来た。でもNAVIはちょと困っているようだ。一旦トンネルの向こう側に出てみるも何も無し。引き返すと、トンネルの上に急角度で上がる細道がある。バイクでも辟易するような急坂を登ると、突然目の前に長々と石垣が連なる。それは極めて特異な景観である。正面に一つ、左手にもう一つ桁橋部分がある。説明板では、明治岡本井路、通称、石垣井路と呼ぶらしい。見事なものである。正にご苦労様と言いたくなるような代物である。
60.上坪井路立石水路の桁橋 竹田市植木
Map
石垣井路義盛神社南橋を後にして、懐かしい上坪井路立石水路橋へと向かう。でもこの時期水路橋は全く見えない。ここには、未チェックの小橋があるとのことだったが、現地へ着いてみるとどこだったか度忘れしてしまう。取り敢えず道路は井路の上を越えているので、そのまま通り過ぎて、上の方から左手の井路に降りてみると、そこにチョコンと小さな桁橋があった。せっかくここまで来たのだから、これを計上しておく。
61.植木の樋門橋 62.植木の水路桁橋
桁 / 桁 Map 竹田市植木 Map
上坪井路から戻りR47を北へ向かう。トンネルを潜ってその先左へ降りて行く。その下、川を渡らずに何となく奥へと向かう。すると集落が途切れて林の中に入り、右手奥に青い樋門がチラと見える。この樋門の手前部分が石桁橋になっている。

樋門の上流側には取水の為に川に堰が設けられている。この堰の向こう側にも水路があるようだ。何気無く対岸に渡り水路を下流側へと辿ってみた。すると、先ほど走って来た道路の下に桁石が潜り込んでいた。
63.城原八幡社参道北橋 / 64.南橋
桁 / 桁 Map 竹田市米納 Map
植木からはそのまま西へ行けば、確か城原八幡へと抜けられたと言う記憶がある。NAVIに案内を乞うと、何と一旦竹田中心部まで戻れと言う。そんなアホなとばかり、とにかく西へ向けて走り出すと仕方無くNAVIも私の行きたい道を選んでくれた。結果、わずか20分足らずで城原八幡に到達。この城原八幡社参道橋が太鼓桁では無くアーチだと言う。改めて良く観察すると、なるほど太鼓桁と思っていたのは実はRCが分厚く塗り込められたもので、これが輪石下面を輪石と同じような厚みで一面塗り込められているのだ。要するに、このRC塗り込め部分を取り去れば輪石アーチが見えて来ると言うことで、確かにこれは石アーチである。
この参道橋の上流・下流にそれぞれ似たような桁橋が架かっている。さらに水路を下流側へと辿ると赤い門があり、その前にも桁橋が架かっている。
65.城原八幡社南橋 Map