1.小筵二俣目鑑橋
下益城郡美里町小筵-佐俣
石アーチ こむしろふたまた
松橋から
R218
を東へ向かう。砥用町境界の少し手前の釈迦院川の橋から左下に見える。少しバックし、北側の旧道を降りていくと国道の下の方に
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つの川が直角に交わって
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本に合流する所があり、それぞれの川に第一・第二橋が架かっている。高見の木立に遮られ朝日が届かず湿っぽい荒涼とした印象を与える。苔蒸した壁石、隙間に生えるシダ状の草がかなり生えていて古色蒼然とした雰囲気を持つ。壁石はいわゆる乱れ積みで隙間が多く雑然として見える。今では一線を退いてはいるが、一応現役ではある。横の新しい橋が興ざめである。
2022.12.11
再訪
3.年祢橋
としね
3連石アーチ
下益城郡美里町小筵-佐俣
国道横には年祢橋がその高くて立派な橋脚を見せているが、残念ながら現橋が邪魔して全体像が見えない。この橋の石組みは二股橋とは全く異なっており新しい時代に架けられたことをうかがわせる。
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橋をワンフレームに収めることができる。
5.風呂橋
下益城郡美里町中郡
石アーチ
R218
から役場を過ぎて
R105
へ右折、直ぐに左手上の方に新しいカントリーパーク運動公園の緑の斜面が見えてくる。取り付け道路へ左折、直ぐに右下に降りる道路がありその突き当たり、ちょうど運動公園の南側下の谷川に架かる。新しく架け直された水路橋である。上流側には木製の砂防ダムがある。向かって右側の山から流れ下り運動公園の地下のトンネルに流れ込むようになっている。アーチは非常に小さい。
4.小筵橋
こむしろ
石アーチ
下益城郡美里町小筵
R443
と
R218
との交差点を
3333
石段方面へ入った直ぐのところの小筵川に架かる。
八勢の眼鏡橋と似ているか。小さな木々がややうっとうしいが桜並木がよく似合う。
2.二俣福良渡目鑑橋
石アーチ ふたまたふくらわたし
第二橋
6.白石野橋
下益城郡美里町白石野
-
小市野
石アーチ
R105
を南へ向かう。峠を越えて降りた所が小市野とか白石野とか呼ばれる所。そこを左折。直ぐ右手下の方の白石野川、民家の横に架かる。
RC
拡幅、錆色の手摺り。土地の人に聞いたが正確な橋名は知らないと。
8.古米橋
ふるよね
石アーチ
下益城郡美里町小市野
その下流に架かる。現橋の下流側、
RC
拡幅、草で良くは見えない。
12.機織橋
はたおり
石アーチ
下益城郡美里町岩野
R443
の妙見橋と二股橋の中間点、釈迦院川に架かる。柱状節理を土台としてその上に組まれた橋。
ちょと気付きにくいが、ミニミニ高千穂峡といった風情。
7.白石野桁橋
刎桁
下益城郡美里町小市野
その下流に架かる小さな桁橋。
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本の桁のうち、上流側は
RC
円柱、下流側が石の角桁。私は全く気がつかなかったのだが、刎桁橋のようである。
10.妙見橋
下益城郡美里町中
石アーチ
R443
が小筵方面からの道路と交差するところの津留川に架かる。ちょうど津留川が釈迦院川と合流するところ。どっしりとした橋。近くに大きな石切場が見える。
9.木草川内橋
きそうかわち
下益城郡美里町木早川内-松野原
石アーチ
そのさらに下流の旧道に架かる。松野バス停の隣。
RC
拡幅、これも良くは見えない。
この川は、誰も取る者がいないのか、小魚が実にいっぱい泳いでいる。
11.椿橋
石アーチ
下益城郡美里町中-椿
白石野方面からの道路が
R443
と合流した所の妙見橋を左に見て採石場を通り過ぎて直ぐの左手民家の横に架かる。
RC
拡幅、壁面も
RC
に覆われているような感じで、木々に邪魔されて全貌が良く分からない。
13.小岩野橋
下益城郡美里町岩野
石アーチ
機織橋からR443を佐俣方面へ向かう。少し行くと右手小岩野の案内板に従って切れ上がると直ぐ上の集落の入り口で、そこの右手に架かっている。細い手摺りが付いて橋面は薄く舗装されているが、全体的に余り手が入れられていないようなちょといい感じの橋である。ここでも犬がやかましく吠える。川の水がきれい。
14.堅志田橋
下益城郡美里町堅志田
石アーチ
R218
を砥用町へ向かって中央町中心地の左手北側台地の上がり口に淡いブルー色をした郵便局がある。その上がり口に小さな井手がありそこに架かっている小さな橋である。
RC
で拡幅され赤錆色の手摺が付いている。きれいなアーチである。