１．明十橋
石アーチ
熊本市中央区新町２丁目-中唐人町-鍛冶屋町
市内やや南側の坪井川が直角に西側に向きを変える地点に架かる橋である。たぶん架橋年代は新しいのであろう。白いコンクリートのようである。現役の橋。

１１．大慈禅寺境内橋
桁
熊本市南区野田１丁目７
熊本市内の南端に近い所に野田という地がある。R3を南へ向かい加勢川を渡ると大慈禅寺の案内板が左手にある。左折すると直ぐに2層の大層立派な楼門が目を引く。中に入ると広い境内が広がり、その右手の一画に桁橋がある。低いので気が付きにくい。擬宝珠が4つ。

７．出水小橋		熊本市水中央区前寺公園
桁
水前寺公園の入口前に架かっているが、長さはわずかで実に幅広な関係からパッと見には橋とは気付きにくい。石畳があるぐらいにしか見えないが、立派な親柱が4本立っている。

８．水前寺公園太鼓橋１号		公園に入って富士山を右回りにぐるっと周る際の最初の太鼓橋である。
４径間桁

９．水前寺公園太鼓橋２号		その続きにある。両橋とも重厚な欄干と４本の親柱及び擬宝珠が付いていてほとんど同じ造りである。
３径間桁

４．第一高正門前橋
RCアーチ
熊本市中央区古城町-新町２丁目
文字通り第一高校の正門に通じる橋である。要するに堀に架かっている。表面だけ石組みで中身はRCのように見える。

５．大井手橋
石アーチ
熊本市中央区九品寺１丁目
九品寺交差点南側のNTTの西側を流れている井手に架かる。これも石橋とは気付きにくい。

６．中松尾橋
石アーチ
熊本市南熊本５丁目
南熊本駅の北西直ぐ近くにある寺田公園の真ん中を井手が横切っておりそこに架かっている。欄干は直線で台形状になっている。

１０．水前寺公園太鼓橋３号
石アーチ
ちょうど公園を半周した地点（太鼓橋1&2とは反対側）に架かる唯一のアーチ式石橋であり、ほぼ輪石だけでできた扁平なアーチをしている。この公園を訪れたのは中学の時以来だから実に約40年振りである。薄い記憶の中で池の鯉と富士山だけは良く覚えていた。

２２．北岡自然公園枯山水庭園石橋
桁
熊本市中央区横手２丁目
２３．北岡自然公園庭園橋３号		２４．北岡自然公園庭園橋４号
桁		１枚桁

２５．妙解寺経蔵前小橋		２６．妙解寺経蔵口横橋
桁　/　桁　　　みょうげじ		熊本市中央区横手２丁目

２０．加藤神社太鼓橋		熊本市中央区本丸２
１枚桁
大慈禅寺からR3に出て北へ向かう。交通センター横を通り、熊本城のど真ん中を登って行く。本丸を右に見てその先右手に加藤神社。境内左奥の木の下に、円弧桁1枚橋が置かれている。

2022.05.16（月）晴れ　今週末21日、八代にて石橋を守る会の総会と言うのが開催される。これに参加するのにかこつけて、その一週間前から、N田氏がその後に発見した熊本県内の石橋を追いかけることにする。その過程で、私のチェック済み石アーチ・レンガアーチ等のフォローも行う。
２１．恵比須神社前橋		熊本市西区京町本丁６-６１
桁

2013.04.26（金）晴れ。2007.03.25に単身赴任中最後の宮崎探索を行って以来、実に６年の歳月が経過している。今回、20日に日南市で石橋の総会、及び、27日に別府市で同窓会とちょうど一週間を置いて２つの行事があり、これをいいことにホテル泊を続けながらの正に南九州放浪の旅を計画した。18日夕方大阪南港よりフェリーで宮崎へ。19日はどんよりと曇り空、おまけに風が強い。時刻は9:00ちょうど。これから、約12日間の南九州再訪放浪の旅をスタートする。 （８日目）26日は八代市のR3がゴキッと90°折れ曲がる地点で目が覚める。ここのホテルは今回の旅の中では最高である。とてもじゃないが、どうすればこんな料金で宿泊できるのかと疑いたくなるほどGOOD。今日もひんやり天気はいい。まずは昨日間違って到達できなかった須ノ前眼鏡橋に向かう。
１８．大慈禅寺心字池太鼓橋		１９．大慈禅寺心字池南橋
２枚桁　/　３径間桁		熊本市南区野田１丁目７
水神社からR50に戻り、緑川沿いをさらに下流へ。やがて、もう直ぐR3と言う地点右下に大慈禅寺。本堂裏手に心字池があり、2枚橋と変則3径間桁橋が架かっている。

２．明八橋
石アーチ
熊本市中央区新町２丁目-西唐人町
その250mほど下流側に架かる橋である。この橋は長崎の石橋群と似たような印象を受ける。今では隣の新橋に役目を譲っていて歩道橋的な感じとなっているがこのまま存続させてほしいものだ。

１３．妙解寺経蔵前橋
４径間桁
公園の一番南端（熊本駅寄り）に空堀に囲まれた石垣の一角がある。そこに４径間桁橋が架かっている。全体が太鼓状にかなり盛り上がっている。薄い橋桁で繊細な感じがする。高欄が立っていたであろう穴の跡が2条残っている。緑の木立の中、往時はきれいな光を放っていたに違いないと思われる。そういう雰囲気を持った桁橋である。逆光で見たシルエットはなんとも言えない幽玄の世界を感じさせる。この石垣は経蔵跡かもしれない。

１２．妙解寺総門前橋　みょうげじ		熊本市中央区横手２丁目
６径間桁
かねてよりJRの列車の中から気になっていた所であるが、やっと調べることにした。この一帯はお寺が集中している所で、その南西側に仏舎利塔が乗っている花岡山がある。ちょうど熊本駅の真北直ぐの地点である。花岡山の東側は北岡自然公園となっている。この公園の東端には古びてはいるが大層立派な門がある。お城の門のようだと言ってもおかしくないほどであるが、現在は固く閉じたままである。その門から東に向けて長さ10mほどの立派な桁橋が延びている。高欄も見事である。重厚なという形容がぴったりであるが、残念ながら荒れ放題となっている。ここは細川家墓所のある所で、その昔菩提寺として妙解寺というのが建てられたが明治初期に廃寺となり細川家の別邸となっていたものらしい。あの門はその時の名残ではないかと推察する。

１６．八景水谷桁橋　はけのみや		熊本市北区清水亀井町１５
桁
熊本市の北側に熊本電鉄菊池線というのが北に伸びている。R3から少し東に入った辺りに八景水谷という一角が広がっている。“はっけいみずたに”と書いて“はけのみや”と読むらしい。どう逆立ちしてもこの読みは浮かんでこないが、郵便局の前で年配の女性に確認した所、そうそうはけのみやと読むんですよ、ちょっとねー、とにこにこしながら教えてくれた。下の方にはちょとした親水公園もある。その八景水谷郵便局（はけのみや駅の北側）横から電鉄の線路と道路とを潜って細い溝がある。道路から下へ降りる細道からは見上げる形になり桁が見えたような気がしたので念のためにチェックしてみると桁橋の上にアスファルト舗装しているのが判明。上からでは橋とは全く分からない。

１７．鮎帰橋　あゆがえり
石アーチ
熊本市西区河内町河内
熊本市の西外れに金峰山があり、その北側の山裾にへばりつくように広がるのが河内町。R501から橋を渡ってR101に入り、河内川沿いに上流に向かう。直ぐ左手に河内郵便局と河内中学校があり、そこから約3km上流、R101が2度目に川を横切る所に架かっている。下流側に大きく拡幅されており、その下から覗きこまないと分からない。意外と立派な橋であり、アーチ下面には中央部に継ぎ目のような線が見える。

１４．北岡自然公園庭園橋１号		この公園の中央付近には、広くも無い浅い池があり中央に島がある。この島には東西に1基ずつ桁橋が架かっている。様々な形をした平らな自然石をうまく組み合わせて風情がある。もう少し水深があればもっと深みのある風景になると思うが。
一枚桁

１５．北岡自然公園庭園橋２号		こういう不揃いの石を並べるのも悪くない。
４径間桁

２７．細川家御廟所門横橋		２８．御廟所北小橋
桁		熊本市中央区横手２丁目
長い階段を登ると細川家御廟所がある。御廟所は柵に囲まれていて中に入ることはできない。門前から順路に従って左手方向へ進む。すると、直ぐに五代〜八代墓所がある。さらに、進むと九代・十代と続く。
２９．五代〜八代墓所前橋		以下、地図は省略する。
３０．六代宣紀墓所前橋
墓所には水はけ用に石で区切られた細溝が設けられている。分かりにくいが、通路を横切る所が石桁橋となっている。
３１．七代宗孝墓所前橋
３２．八代重賢墓所前橋
３３．九代・十代墓所南橋		３４．九代・十代墓所下橋
３５．九代・十代墓所前橋
３６．十二代墓所横橋
３７．細川家墓所東橋		３８．細川家墓所下橋
一番奥まで行き、戻る。途中から別の階段を降りて行くと、登り口の直ぐ近くに出た。

３９．荒木宮参道橋		熊本市西区中島町
石アーチ？太鼓桁？
ここは、下面を見ることができないので断定できないが、アーチ橋の可能性があると思う。あるいは、単にアーチ状に石板を並べただけともとれる。悩ましい。

2024.04.27(土)晴れ 〜 05.01(水)小雨　くるまみち隊長との鉄道路線橋梁コラボ探索。福岡県の積み残しをやっつけつつ、鹿児島本線を南へ向かう。
４０．(仮)硯川橋梁
桁（JR鹿児島本線）
熊本市北区硯川町

４１．(仮)下硯川北橋梁
桁（JR鹿児島本線）
熊本市北区下硯川町

４３．(仮)池田北橋梁
桁（JR鹿児島本線）
熊本市西区池田４丁目

４２．(仮)下硯川南橋梁
桁（JR鹿児島本線）
熊本市北区下硯川町

４４．(仮)池田南橋梁		熊本市西区池田４丁目
桁（JR鹿児島本線）