1.三見眼鏡橋 さんみ 萩市三見
石アーチ Map
R34からR191に出て東へ向かう。ちらと日本海が見えたかと思うと直ぐに海とは離れて山手に入って行く。三隅町と萩市の境には鎖峠が長々と横たわっている。峠を過ぎた辺りで左手旧道に入り下って行く。床並の集落を過ぎるとやがて旧道は橋を渡ることになる。しかし橋の手前で左細道を下ると、その橋が立派な石橋であることが分かる。そのまま橋を渡っていれば多分気付かないであろう。随分と久し振りに本格的な大きな石造りアーチ橋を見たような気がする。大正3年に土橋から架け替えられたとのこと。街道の橋である。
10.東光寺瑞雲橋
2径間桁 Map
萩市椿東
R262を市街に入り、R191へ右折、そのまま大きな松陰大橋を渡る。松陰神社を右に見てその先右折、さらに松陰神社を右に見ながら山手へ向かう。1kmも行かないうちに右折、東光寺へ。一番奥に毛利家墓所がある。その手前が池になっていて、そこに架かっている。瑞雲橋という名前からは相当立派な橋というイメージがあったが、至ってありふれた形状である。
11.志都岐山神社万歳橋
太鼓桁  しづきやま  ばんせい Map
萩市堀内
松陰神社の所まで戻り、市街地を突き抜けて一気に真西の萩城跡へ向かう。Pでは料金を取られそうな雰囲気があったので見えない隅っこに停めて歩いて行く。窯元を抜けると堀端に出る。夕日がまともに照りつけて水面からの反射がきつい。堀を渡って大手へ進む。志都岐山神社に向けて真っ直ぐに進むと、やがて、金谷天満宮太鼓橋と良く似た太鼓橋が架かっている。明倫館遺構との説明書きがある。移設したようである。ぺしゃんこ擬宝珠が10個。
3.大照院毛利家墓所前橋 中に入って左手に向かうと毛利家の墓所入口があり谷川が流れている。ここに参道橋とほとんど同じ桁橋が架かっている。
Map
14.平安橋
刎桁 Map
萩市平安古町-堀内
城跡を出て萩高の辺りの武家屋敷跡の町並みをゆるゆると進む。南へ向かうと水路があり、そこに独特の高欄を有した平安橋が架かっている。特にとりたてて珍しいような橋でもないが、よく見ると刎ね橋のようにも見える。自動車も通る現役の橋である。
17.萩往還落合の石橋
刎桁 Map
萩市佐々並
R262をひたすら南下する。野丸岳をぐるっと迂回してやがて下りに入ると左下に細い落合川が流れているのが何となく分かる。道路左手に落合橋の案内碑がある。南から北へ向かうと良く分かるのだが、北からだと分かりにくい。歩いて下って行くと萩往還道の石畳道に出る。
そこに桁橋が架かっている。刎ね橋である。上から見る限りごくありふれた桁橋である。ただ、萩往還道の橋ということで有名なのだろう。
5.大照院大藤池一枚橋
一枚桁 Map
墓所から戻って西側奥に大きくもない藤池がある。その奥に分厚い桁橋が架かっている。
4.大照院初代墓所前橋 さらに、墓所に入ると、右手谷川を渡った所に初代の墓所が別格であり、その谷川にこれまた同じような桁橋が架かっている。
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6.南明寺参道橋 萩市椿
3径間桁 Map
市道に戻り、萩駅前を通過し、R262へ右折。線路を高架で越えて信号を左へ大きくカーブし、カーブの中程から右手細道に入る。道なりに南へ進むと、直ぐに小さな川を渡り(南明寺橋)左折、300mほど進むと南明寺Pの案内板がある。ただし、ここから先はうまく説明できない。恥ずかしながら南明寺そのものには辿り着かなかったというのが正解である。南明寺の墓地がその東山手数分歩いた所にあるのだが、ここも説明ができない。とにかく辿り着いた。そして、南明寺を求めて一番上まで行くも徒労に終わる。がっかりして降りてきて墓地も出て、ふと右手を眺めると、なんとそこに参道橋があるではないか。まったくの拍子抜けである。
13.萩城大手北橋 堀を渡る大手道を横から見ると2つの口が見える。望遠で見ると桁橋のように見える。しかも石の積み方が絶妙な部分がある。一応、計上しておく。
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12.志都岐山神社楓橋 万歳橋の直ぐ西隣には幅広の桁橋が架かっている。
楓と書いてもみじと読むらしい。
桁       もみじ Map
15.旧湯川家前橋 萩市川島
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今度は反対に東側へ市街地を突き抜けて行く。萩の街は菱形のような形状の島になっている。菱形のとがった一方が西北の萩城跡で、もう一方が東南の川島地区である。この川島地区は半島のように南に突き出ている。その先端部分から藍場川という水路が引き込まれ、集落の中をゆるくうねりながら北上している。この藍場川の一番南端付近に旧湯川家がある。その前に桁橋が架かっている。これも刎橋である。周囲の雰囲気になじんでなかなかいい。こういう雰囲気では飾り気の無い桁橋が似合うのかもしれない。
2.大照院参道橋 萩市椿
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R191が橋本川を渡る玉江橋の手前で右折、下に降りて左折、市道を線路沿いに萩駅方面に向かう。約1kmほどで右手踏切を渡り、細道を毛利家墓所のある大照院へ向かう。院の前の谷川に参道橋が架かっている。
7.金谷天満宮太鼓橋 萩市椿
2径間太鼓 Map
R262に戻って市街方面に向かう。駅ではなく北へ向かおうとすると、直ぐに右手に大きな金谷天満宮がある。その池には、中央部に2径間太鼓橋が架かっている。これはなかなかのものである。橋脚での桁石の継ぎ手部の工夫、高欄の豪華さは見事である。ぺしゃんこになった擬宝珠様のものが12個付いている。
8.金谷天満宮桁橋 池の右手、一番広い所には3径間桁橋が架かっている。各径間が微妙にジグザグになっており、真中の桁はほんのわずかだが太鼓になっていて、なかなかいい。そこここに配置された石灯籠も風情があっていい。
3径間桁 Map
9.金谷天満宮奥の橋 池の左手奥には小さな桁橋が架かっている。珍しく丸棒状の高欄があり、小さいが擬宝珠が8個も付いている。
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16.桂太郎旧宅前橋
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萩市川島
藍場川をゆるゆると北上して行くと、似たような桁橋がびっしりと架かっている。その一角に桂太郎旧宅があり、一枚桁橋が架かっている。
その下流側では、年配の女性が川で洗い物をしている。昔は至る所でこのような生活が営まれていたのだろう。夕暮れの薄暮の中、静かな静かな時間が流れている。
2021.12.21(火)晴れ 先週末の今冬最初の寒波。そして、今週末はもっと強烈な寒波がやって来ると言う。ところが、その合間は平年並みか、それ以上に暖かくなると言う。そういうことならと、急遽今年最後の遠征を萩市周辺と決めた。山口市を後にし、萩往還道を北へ。。
18.萩往還釿切の石橋 萩市明木釿切 あきらぎ ちょうぎり
桁      ちょうぎり Map
15年振りで萩往還落合の石橋の再訪を果たし、次の一升谷の石橋を目指すべく、R262釿切地区から萩往還道を北へ歩き始める。ものの1分、小川を横切る。これは全くの予定外だったのだが、川を横切っているからにはチェックせざるを得ない。即、覗き込む。すると、石桁だった。
19.萩往還一升谷の石橋 萩市明木
桁/刎桁 Map
釿切の石橋を北へ越え、石畳道を登って下って、10分ほどで谷川に行き当たる。
20.萩往還明木原の石橋 萩市明木
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さらにR262を北へ進む。明木川が大きく蛇行する所に、老人ホームちはる園と言うのがある。その対岸、排水処理施設の横から萩往還道を登って行く。直ぐに谷川が横切っていた。
21.萩往還鹿背ケ坂休憩所前橋
桁      かせがさか? Map 萩市明木
鹿背ケ坂休憩所の直ぐ北には、鹿背隧道。これを潜れば、萩の街は近い。
22.色雲寺参道壱の橋 / 23.参道弐の橋
桁 / 桁 Map 萩市三見
良く見ると、メインの参道橋の前を細溝が流れており、石板が置かれている。
24.椿の石橋
Map
萩市椿
25.椿八幡宮神池橋
2径間桁 Map
萩市椿
26.庭園橋 27.参道脇橋
28.大照院本堂前橋 萩市椿
階段桁 Map
29.本堂南東橋
30.本堂南橋 31.本堂南西橋
32.荒神社参道橋 萩市椿東 ちんとう
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33.中津江の石橋
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萩市椿東
2021.12.22(水)晴れ 道の駅 萩しーまーと、で目覚める。今日は、萩市中心部を予定。徹底的に歩き回ることに。
34.萩城大手南橋 萩市堀内
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前回15年前にここへ来た時、2つの口が開いているのを見て、これは石橋に間違い無いとは思ったものの、ここは下から見上げることができない。今回も状況は同様だが、やっぱり石橋だと思う。と言う事で、改めて2つの口を、北橋・南橋として計上することにする。
35.志都岐山神社参道脇橋1号 36.参道脇橋2号
Map 萩市堀内
37.参道脇橋3号 38.参道脇橋4号
39.参道脇橋5号 40.参道脇橋6号
41.花江茶亭南橋 42.花江茶亭北橋
1枚桁 / 2径間桁 はなのえちゃてい Map 萩市堀内
43.東園南橋 萩市堀内
1枚桁 Map
44.東園中橋 2径間桁
45.東園北橋 3径間桁
46.東園南口橋 47.東園畔南橋
48.志都岐山神社半池東橋
1枚桁 Map
49.梅蔵院門前橋 萩市北古萩町
1枚桁 Map
50.端坊墓地入口橋
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51.本行寺門前橋 Map
52.保福寺門前橋 Map