2017.09.30(土)晴れ 2週間前の3連休に12日で予定していた鳥取行きが台風18号の影響でキャンセルとなってしまった。その雪辱を果たすべく、まずは日帰りでバイクでは初めての鳥取遠征を敢行する。台風以降は一気に季節が入れ替わり、例年だとまだまだ残暑が厳しい頃だと思うが、もう半袖では朝晩は寒い。それなりの服装で出かけたのだが、今回は高速走行が続いたため、薄い手袋では手がかじかんでしまい、作用に着いた時には、指が真っ白でヘルメットのあご紐を外すことができないほど。とは言え、今日は申し分ないほどの真っ青な秋の空。
1.讃甘神社参道橋 / 2.讃甘神社東橋  さのも
桁 / 1枚桁 美作市宮本  みまさかし
佐用を後にして、智頭街道を北へと向かう。当初は全く意識していなかったのだが、地図上では作用の直ぐ北に、宮本武蔵云々の文字が見える。そうか、そう言えば武蔵は美作の宮本村の出身だと言われていたっけ。何のことは無い、鳥取への通り道である。早速寄り道。現地には宮本武蔵の幟が恐ろしいほどの数、はためいている。生家跡と言う所もあった。いくら歴史上の超有名人と言っても、たぶん、それは後世の人がそう言っているだけで、地元では手の付けられない暴れん坊だったと言うだけではないか、と勝手に想像する。生家なんぞが残っているとは思えない。その生家跡の直ぐ近くに讃甘神社と言うのがある。さのも、と読むらしい。どう転んでもこんな読みは浮かんで来ない。入口の細溝に架かっている橋だが、向かって左手の石桁には文字が掘られている。先に右手の方でカメラを突っ込んでみたがこちらはRCのよう。境内を奥に突っ切った所には小さな1枚橋。
3.大原宿の石橋1号 4.大原宿の石橋2号
美作市古町
宮本村を後にして、北へものの10分。大原宿である。ここは、ストリートビューで石橋をいくつか確認できていた。さっそく宿の南入口からユルユルと進む。幸い車の通行は極少数。ところが、いくつかどころか、あるはあるは、石橋だらけである。ほとんどの建物の前に石橋。その数、無数。辟易するほど。そんな訳で、目ぼしいものだけをいくつか計上することにする。私が通過したのは9時前後の20分間ほどだが、観光客の姿は皆無。地元の人がちらほら。従って、静かそのもの。まるでタイムスリップしたかのような風情は全然悪く無い。路面には白い石板が緻密に敷き詰められているので、独特の雰囲気がある。今日は快晴だが、ひょっとして小雨の日に傘をさしてユルユル歩くのも悪く無いかも。
5.大原宿の石橋3号 6.大原宿の石橋4号
7.大原宿の石橋5号 8.大原宿の石橋6号 本陣前橋
9.大原宿の石橋7号/10.大原宿の石橋8号 ふれあい広場の石橋
11.大原宿の石橋9号 消防団前橋 12.大原宿の石橋10号 脇本陣前橋
13.大原宿の石橋11号 阿弥陀寺門前橋    桁      
2021.09.26(日)晴れ 大分の実家での法事を済ませて、奈良へと戻る途中、岡山は津山市へ寄ってみる。
14.豊國神社参道橋 美作市北山
今日最後のチェックポイント。美作ICの直ぐ北。参道入口に石桁。長い参道は、進まず。