1.秋月眼鏡橋
石アーチ Map
朝倉市秋月-長谷山
小京都とも呼ばれている古風なたたずまいの秋月町の南の外れに架かる美しい橋である。
この橋は大変珍しく、川に対して直角ではなく斜めに架けられている。このタイプは初めてではないかと思う。きれいな川のせせらぎと周りの新緑がとても感じが良く石橋に良く似合うようだ。
2.田中天満宮下の桁橋
持ち送り式 Map
朝倉市秋月
秋月眼鏡橋から150m北へ、右手に葛そうめんの看板があり、そこを左細道に入る。直ぐに墓地に行き当たり車では行けなくなり、そこから右手に歩いて行くと墓地の右奥に橋面をRCで舗装された桁橋が架かっている。田中天満宮はその上の方に見えている。持ち送り式になっており、左右から50cmほどの桁石が突出していてその上に3m程の長さの桁石が乗っている。これは今まで見てきた桁橋の中ではかなり長い部類に入ると思う。
8.秋月八幡宮参道橋 朝倉市上秋月
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R322からR500へ右折、1kmちょっとで左手に秋月八幡宮の参道がある。入口の溝を跨いで参道橋。
9.秋月八幡宮参道太鼓橋
太鼓 Map
朝倉市上秋月
その先に太鼓橋。擬宝珠は無い。
10.秋月八幡宮境内橋 朝倉市上秋月
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右手の池に境内橋が架かっている。
3.秋月城跡瓦坂 朝倉市秋月野鳥
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先ほどの道路に戻りさらに登って行く。やがて右手秋月城跡の案内板があり右折、進んで行くと堀を横断する桁橋がある。案内板では大手門へ通ずる瓦坂となっているが、現在では瓦坂の向こうは石垣になっており行き止まり。上は中学校の運動場。瓦坂の名前の由来は橋面に瓦がびっしりと埋め込まれていることによるようだ。土の流出を防ぐ目的らしい。こういうものは初めて目にする。何故石畳にしなかったのかとちょと考えてしまう。
4.秋月中正門前桁橋
Map
朝倉市秋月野鳥
そのさらに向こうに中学校へと登って行く坂道があり、良く見ると桁橋になっている。覗き込むとどうやら幅方向の中央部分はRC版のようで両サイドだけに石桁が残されているようだ。この堀沿いの道は周囲が木々に覆われており緑のトンネルのようである。秋月の町は昔の面影が色濃く残っている閑静なたたずまいで悪くない。葛という名前が至る所に目立つ。
5.鳴渡観音参道橋 朝倉市秋月
桁  なると Map
眼鏡橋を過ぎて400mほど登って行きR80に左折。その先右手一帯にはお寺が多い。その2本目の筋の入口に鳴渡観音案内板があり右折、お寺の前を左折して登って行き、バイクで行ける所まで行くと、びっくりするほど大きな腹切り岩がある。その奥に鳴渡観音がある。手前の谷溝に階段橋が架かっている。
7.秋月桁橋
1枚桁 Map
朝倉市秋月
R66に戻ってさらに100mほど戻った所に溝が流れ下っている。その下流側には薄いがいい感じの桁橋が架かっている。民家への専用である。このR66の橋も上流側は石桁橋と思われるが民家の玄関前で色々探し回るのもはばかられて定かではない。無視することにする。下流側から覗き込むとそんな雰囲気がある。
6.キリシタン橋 朝倉市秋月
1枚岩桁 Map
鳴渡観音参道橋を過ぎて左上の木立の中を登って行く。やがて真上に現R322高架橋の長大なRC桁及び橋脚が見える。そこをさらに登るとキリシタン橋がある。白っぽい、およそその辺の岩とはあきらかに異なった趣の大きな自然石一枚橋である。案内板に拠ると下面にはマリア像が彫られていたとか。現在は無い。それどころか、たぶん濁流に流されたものと思われるが周囲の土の部分が大きく削られている。このままでは橋ではなくなってしまいそう。
11.秋月R80桁橋 朝倉市秋月-上秋月
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少し戻ってR80を北へ、秋月中心部へ向かう。300mほど先で小川を渡って右に曲がる地点がある。その橋の下流側1/3ぐらいが石桁橋である。上流側は大きくRC拡幅。上流側から降りて潜って下流側に抜ける。
12.秋月稲荷前桁橋 朝倉市秋月-上秋月
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小川沿いに先へ、直ぐに右手稲荷前に2枚桁橋が架かっている。
13.秋月稲荷上桁橋 朝倉市秋月-上秋月
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さらに直ぐ上流にも桁橋が架かっている。のみの跡が新しい。そのさらに上流部分も臭いがノーチェック。
14.秋月中下桁橋 朝倉市秋月
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さらに200mほど進んで右折。田んぼの中を城跡の方向へ登って行くと直ぐに左手前方が気になった。寄り道してみるとどうやら石桁橋のようである。
15.秋月中上桁橋 朝倉市秋月
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さらにその上流にも石桁橋が架かっている。その上流の橋はRC床版のようである。上まで登り切った所が瓦坂のある秋月中前である。先ほどの小川と道路が交差する所にも桁橋が架かっているが、これは高欄部分のみ石造りで肝心の橋面はRC製である。雰囲気はいいのだが。