R18、最近毎週のようにここを通って北へ向かっている。黒崎公園前を通り過ぎいつもは坂を下って直ぐに川沿いに右折するのだが、今日は久し振りに真っ直ぐ進み突き当りを海側へ左折、直ぐに前方に昔の堤防が横たわっている。道路はその切れ目を通過するのだが、ちょうどその左手に当時の水門が残されている。旧柳川藩干拓遺跡との案内板が土手の上面にある。その中の矩手(かねんて)水門と呼ぶらしい。この水門の内側にレンガアーチがある。道路からは正面に見える。水門の両側の土手が軟弱地盤に築造されているために内側に傾き始めたとのこと。これを防ぐ目的でレンガアーチが架けられたとのこと。つまりつっかえ棒の役目をしていることになる。かなりレンガが侵食されてはいるものの現在でもその赤い姿をしっかりと留めている。 |