2016.01.31
(日)晴 先週は、近年まれにみるほどの強烈な寒気団に見舞われ、極寒の中ひっそりとやり過ごした。が、その寒気団が去ると、やっぱり今年は暖冬傾向にあるという。今朝はきれいに晴れ上がり、寒いという感じがしない。そんな訳で、そろそろ虫が騒ぎ出す。これまでは幹線道路を通り過ぎるだけだった尼崎・伊丹を探ってみる。
1.正覚院門前橋
伊丹市寺本1丁目
桁
以前、くるまみち隊長から昆陽寺の門前に石橋があるのは聞いていたし、私も助手席から確認していたのでいつ訪問するか機会を伺っていたのだが、今回、その
R171
を挟んだ南側の正覚院門前にも石橋があることが判明し、それならばと言うことでやって来た。果たして、間違い無く石橋があった。
2.閼伽井公園の石橋
伊丹市寺本1丁目
桁 あかい
この辺りは、いわゆる西国街道が通っているらしく、その痕跡があちこちにあるようだ。その中で少し西に道標があるとのことなので、正覚院の南の西国街道と思われる細道に向かう。すると、小さな公園がある。何気無く中を見ると、細溝を跨いで古そうな桁橋が見えている。このいわゆる閼伽井は歴史的な物らしい。
3.昆陽寺門前橋
こやでら
太鼓桁
伊丹市寺本2丁目
あちこちうろついてやっと今日の本命の昆陽寺へとやって来た。ここには門前と弁財天前の池に石橋があるのだが、
WEB
地図では北側にも何やら桁橋風があるのが分かる。表側の撮影が一段落して、他に何かないかなとあちこちチェックしつつ北へ向かう。すると、どうやら行基塚の裏手がその場所のようである。
WEB
地図では
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基だったが、実際には小島を挟んで
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基の
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枚橋が架かっていた。
4.昆陽寺弁財天前橋
3径間桁
5.昆陽寺庭園東橋/6.西橋
1枚桁 / 1枚桁
遍照院 - 龍
伊丹市寺本2丁目
7.池尻町橋
桁
伊丹市池尻3丁目
昆陽寺を後にして少し北西方向にある池尻春日神社へと向かう。
NAVI
に逆らい敢えて水路沿いの細道を進む。すると小さな交差点があり、一応安全確認をする。すると右手にチラと石橋が過る。水路に架かる小さな
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枚橋である。奥に何か石柱が建っているが、仏教関係の墓か何かのようである。
8.慈眼寺門前橋
9.慈眼寺庭園橋
桁 / 1枚桁
伊丹市鴻池6丁目
結局、池尻春日神社は外れ。北へ向かう。いくつか外れが続き慈眼寺へとやって来た。私は、慈眼寺と言うのは石橋の存在確率が非常に高いと思っているので、欠かさずチェックすることにしている。そして、やっぱりあった。改めてその確率の高さを納得。ついでに中に入ってみると右手の池にもあった。シメシメである。
10.多田街道水車小屋前橋
伊丹市北伊丹1丁目99
桁
先日
NET
検索で発見した中の一つ、水車小屋を目指す。ま、直ぐに到達はできたものの、てっきり西国街道と思いきや案内板では多田街道とのこと。つまり、川西市にある多田神社への参詣道のようだ。水車の前にほとんど菱形のような形状の
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枚橋が架かっている。
11.教善寺鐘楼前橋
桁
伊丹市北伊丹3丁目
水車小屋を後にして、今日の最後の予定の皇大神社へと向かう。この多田街道は水路が寄り添っており雰囲気がすごくいい。時折、車をやり過ごしながらゆるゆる北へ進む。途中いくつかいい感じの石橋があるのだが、民家門前なので割愛する。すると右手に教善寺と言うのが現れる。門前は石橋では無いのだが、何となく中に石橋が見えている。どうやら、鐘楼へと続く通路に架かっているようだ。小さいが妙に雰囲気はいい。
12.皇大神社参道橋
こうたい
伊丹市下河原1丁目
桁
これも
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検索で発見したものである。鳥居の前には細水路がある。元々はここに架かっていたものと思われる。こういう形でも撤去されないだけマシである。
2016.02.06
(土)晴 先週、
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基の確定情報を求めて結果的に
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基の石橋に出会った尼崎・伊丹。
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匹目のどじょう?が居るかも?と再び別ルートから尼崎・伊丹を探ってみる。ついでに、さらに北に広がる宝塚市を初めてウロついてみる。
13.
猪名野神社
厳島神社前橋
伊丹市宮ノ前3丁目
1枚桁
空港の下を潜る長い地下道を抜けて伊丹市中心部へと入って行く。中心部の少し北に猪名野神社がある。参道橋の類は無かったが、境内左手にある厳島神社前に
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枚橋が架かっていた。