亀岡市篠町王子稲葉
綾部市内の桁橋梁のチェックを終えて、その後は未計測だったレンガアーチの計測を行いながらトロッコ亀岡駅まで戻り、最後の計測を済ませてR9に戻る途中、王子神社の前にも桁石が埋め込まれていた。
亀岡市大井町並河1丁目3
神社の東側の階段を降りると桁石がペタペタと置かれている。どうやら、東側が表参道のようだ。
並河駅の南東側に大井小があり、その東側に接するように大井神社がある。南側からアプローチすると、すぐ目の前に太鼓橋が見えている。久し振りの本格的な太鼓橋である。向かって左横には添橋もある。変則瓢箪型の池を跨いでいる。添橋の下に潜りこむと、太鼓橋の極太桁を間近で見ることができる。これがかなりデカい。ほれぼれするような太さである。良く見ると、橋板との隙間を小石でビッシリと塞いでいるのが分かる。3条の太鼓桁のうち両端部は、下端中央部付近を少し削り込んでいるが、外からは見えない中央の太鼓桁にはそれが見られない。見えない所はいいや、と言う雰囲気が有り有りである。ま、そんなもんか。
南丹市からR9を下って行き、懐かしいねじりまんぽ第91号橋梁も過ぎ、亀岡市域へとやって来た。千代川駅を過ぎ、その先並河駅方面R402に左分岐。NAVI通りに進むと線路の西側に到着。線路下を覗き込むとレンガアーチが見えている。でも高さが微妙で、無理をすれば何とかなりそうだが、隣では子供達が大勢遊んでいるし、あきらめて向こう側へ迂回する。するとこちらは実に簡単で難無く潜り込むことができる。RCBOXの奥にレンガアーチが見えている。水路は線路とは斜交しているのだが、ねじりまんぽにはなっていない。第91号橋梁とは4kmほどしか離れていないし、むしろこちらの方が斜交角は随分と大きいように思えるのだが。強いて言えば、こちらの方がサイズがかなり小さいからかもね。あるいは、斜交角が大きくなり過ぎると、逆にねじりまんぽの原理が当てはまらなくなるのかな??案外そういうことかもしれない。 径間1.23m、内高1.23m
R372から湯の花温泉の文字に誘われて左山手に入り登って行く。池を過ぎて左折、か細い路をさらに上流へ向かう。やがて深い木立に囲まれて、お寺らしからぬたたずまいの神蔵寺がある。階段を上がった右手がちょっとした庭園風になっている。広くは無い。池には水は無いが、緑に囲まれていい感じの桁橋が架かっている。この辺り、緑が実に鮮やかだが、秋の紅葉もさぞかしきれいだろうと思う。
亀岡市ひえ田野町佐伯垣内亦
境内の南側にも小さな入口があり、申し訳程度に石桁が置かれている。
R9亀岡市役所前からR372に左折、R9の1本西側の道を園部へ向かう。亀岡運動公園を過ぎると酒蔵見学の案内板がある。見学するつもりは無いが、それに従って右折。その先に稗田野神社がある。参道橋は無いが広くも無い境内を見回すと北側に池が見える。池の手前に親柱が見えており、桁橋が置かれている。和銅禊ぎの池という大層な名前が付いているようだが、昔は実際にこの池に浸かって禊を行っていたらしい。その為の畳一畳ほどの石桁板が池面上に設けられている。現在は、軽く手を漬ける程度とか。