6.関電宇治発電所二ノ尾水路橋 |
宇治市二尾生津 |
レンガアーチ |
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滋賀県のJR東海道本線に向かう途中、瀬田川右岸沿いにR3を北上していてふと左手を見ると何やら怪しい物が目に入った。何となくダムっぽいし、水路っぽいし、とにかく近づいて見る。すると全く予期せぬことながら、それは滔々と水が流れる関電宇治発電所用の水路橋であることが分かった。その天ヶ瀬ダム湖面から欠円六重レンガアーチの頂部付近だけが見えているようだ。要石が巨大である。その上には水路本体の巨大な法面がでんと乗っかっている。水路の呑口と吐口のレンガアーチも見事である。それにしてもすごい水量である。あちこち見回したが橋名を示すような物が何も無いので、R3の橋梁名をもらうことにする。 |
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夏のこの時期、たぶん琵琶湖が渇水期を迎えるのと同時に瀬田川への流出量を押さえるのであろう。そのせいか、かつてアーチ付近まであった水量は激減し、川床が見えるまでになっている。大垣からの帰り、時間があったので寄ってみた。 |
7.関電宇治発電所笠取水路橋 |
宇治市二尾長瀬-大津市石山外畑町 |
2連レンガアーチ |
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地図を確認すると確かにらしき表示がある。さらにその200m北にもそれらしいのがある。こちらは現橋の直ぐ上手にほぼ平行に並んでいる。現橋から見下ろすと下の方にレンガアーチ2連が見えている。思わずニヤリである。急斜面を何とか滑り落ちると4重レンガアーチが目の前に見える。 |
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