1.高倉神社参道橋 木津川市山城町綺田
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玉水駅から800mぐらい南に天井川(渋川)がある。川を越えると東の方家々の屋根の上に何やら杜が見える。高倉神社だ。入口に小さな桁橋がある。手前側が丸い親柱に擬宝珠、奥は四角い親柱、擬宝珠は無し。初めてお目にかかる組み合わせである。隣には以仁(もちひと)親王の墓というのがある。後白河天皇の皇子とか。
2.綺原神社参道橋
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木津川市山城町綺田
さらに南側の天神川を越えると綺原神社というのがある。たぶん、現道路を車用に広げた時にでも削られたのであろう、およそ1/4ほどの長さと思われる部分がちょこっと残されている。通称かんばら神社、正式には、綺原座伊那太比売神社(かんばらにますたていなだひめ)。大日本史、日本書紀、古事記にその名前が出ているとのこと。おっそろしく古い神社だ。
ちなみに、綺田はかばたと読むらしい。要するに、健康と五穀豊穣を願うための神社。
2013.03.09(土)晴れ 今日は暖かい。予報では4月上旬とか言っていたが、昼間は真夏のような感じとなり、半分冬装備だったせいもあって、汗びっしょり。今日は、くるまみち様発掘による京都のレンガアーチをメインに巡ることにする。
3.不動川跨線水路橋 木津川市山城町平尾東古川
レンガアーチ(跨線橋) Map
山科からの帰り、JR奈良線の棚倉-上狛間にあると言うレンガアーチを訪ねることにする。以前訪れたことのある蟹満寺の南の方で線路に接近し、ゆるゆると南へ進む。実は、明確な位置をメモって来なかったし、どうせ大した距離ではないからと高を括っていたのだが、しばらくすると目の前にいきなりレンガアーチがチラと見えて来た。そのアーチの上には高い堤状の壁が東西に走っている。くるま道様がチェックしたのってこんなんじゃ無かったはずだがと、頭の中は?マークだらけで、これって一体何なの?で、試に取り敢えず堤状の高台に登ってみると、実はこれは不動川と言う川である。これって、この付近でいくつか見られる天井川なのである。と言うことで、先ほどのレンガアーチは、JR奈良線が天井川を潜る所に架けられた跨線橋と言うことになる。何はともあれ、新発見である。残念ながら、一応そばまで行くことは憚られるので、計測はできない。でも、南側からは、近寄って焼過レンガをきれいに配した見事なポータルを見ることができる。

これが天井川。左手青いフェンスの所の下をJRが走っています
2013.03.16(土)晴れ 今日も暖かく絶好の探索日和。先週の暑さに懲りて、うんと軽装で臨むも、やっぱり汗びっしょり。今日は、くるまみち様発掘による京都の残りと伊賀市内のレンガアーチを中心に巡ることにする。
4.三階橋梁 さんがい 木津川市山城町椿井三階-西垣内
レンガアーチ(JR奈良線) Map
青谷川からさらに南へ向かい、これも先週発見できなかった三階橋梁へとやって来た。ここは、ここにレンガアーチがあると言う情報が無ければ、まずもって誰もアクセスはしないだろうと言う場所である。平面地図だけを見る分にはどうと言うことは無いが、実際の現地は、昔ながらの集落でクネクネと道幅狭く、おまけに坂道だらけで、正直バイクでも、いい加減にしてよ、と言いたくなるほどの難所である。でも、私がアーチの撮影をしている数分の間に、若い女性運転の軽自動車が2台もアーチを下って来たのには驚いた。ヒヤヒヤドキドキもんでしょう。対向車が来たらどうするんでしょうか?いくら昔から住んでいるとは言え、こういう所で暮らす人は大変な思いをしていると思われます。 径間2.44m、内高約3.2m

正面の建物の向こう側です。
もし、自分の車だったらこの地点でさへ、入って来る気にはならないと思います
2024.04.13(土)晴れ 先日、くるまみち隊長からメールが届いた。京阪鳥羽街道駅付近・他でいくつか怪しげなポイントがあると言う。これらをチェックしてスッキリしたい。そんな訳で、ワンデーコラボ探索を行うことになった。朝一で大阪へ出て、京阪鳥羽街道駅へと向かう。
5.(仮)鳴子川南橋梁 木津川市山城町北河原古屋敷
レンガアーチ(JR奈良線) Map