21.とくさ橋(木賊橋) 東大阪市加納4丁目6、加納東公園
6径間桁 Map
春日神社を後にして、今日最後の予定の加納東公園へと向かう。ここには、かつて恩智川に架かっていた、とくさ(木賊)橋と言うのが移設保存されていると言う。恩智川沿いのこの公園は細長く、どこにあるのか分からないので、北からゆるゆると南へ向かうと、ほぼ中間と思われる場所にチラと見えている。近づいて行くと、2径間に見えるが、回り込むと私の想定をはるかに超えた長い橋で、どうやら6径間であることが分かる。
25.額田川山手町橋1号 東大阪市山手町1
桁    ぬかた Map
豊浦川を後にして、1本北側を流れる小川に架かる前回訪ねた大師橋へと向かう。たぶん、額田川と呼ぶのだと思うが自信は無い。大師橋から下流には石桁は無い。同じように線路の東側へと向かうのだが、こちらも川沿いを辿ることはできない。そこで、私道だが少し上流のマンションの敷地の中に強引に入り、川沿いにP、ここから歩。まず、一旦下流へ向かうと小さな橋だが大きな石桁1枚橋がある。今度は上流へ辿ってみると、いつぞや訪ねた大石大明神があった。
27.日下川布市町橋1号 東大阪市布市町3丁目6
桁    くさかがわぬのいち Map
旧河澄家の少し南に日下川が流れ下っている。この辺りでは傾斜は緩やかである。この川沿いの布市町域に4基の石桁橋が架かっていると言う。旧R170を西へ越え、一方通行が悩ましいが、さらに現R170を西へ越えると布市町に入る。道路の北側を日下川が流れているのだが、見ると各家々に桁橋のオンパレードである。その中に、確かに4基だけ石桁を確認できた。1基を除いて全て路地へと繋がる現役である。径間も結構広い。
28.日下川布市町橋2号 桁    布市町3丁目6-3丁目7 Map
29.日下川布市町橋3号 桁    布市町3丁目7 Map
30.日下川布市町橋4号 桁    布市町3丁目7 Map
2.枚岡神社参道橋
Map
東大阪市出雲井町7
近鉄沿いにぐるっと山手を北へ向かう。やがて枚岡神社入り口がある。左下には近鉄の駅。駅前から参道が始まっている。きれいな石畳の広い参道である。石畳の終点に谷川が流れ下っている。そこに桁橋が架かっている。擬宝珠が10個。擬宝珠は、この配置が最もバランスが取れているような気がする。ハの字に開いて合計10個。
5.大石大明神参道橋 東大阪市山手町12
一枚桁 Map
さらに近鉄沿いに北へ向かう。次の駅が額田である。その先は南行き一方通行なので、仕方なく山手へ登ってみる。やがて、谷川がある。そこに大石大明神というのがある。カメラを構えてやっと分かったが、文字通り大きな石がある。たぶん、この大きな石が御神体なのであろう。その前に薄っぺらな一枚橋が架かっている。
6.大石大明神白明神前橋
2本桁
その直ぐ下流には2本桁橋が架かっている。こういうのを何というのか分からないが、橋を渡ると3つの石がある。左手には小白明神、真ん中には白明神、右手には白高明神とある。どういう謂れがあるのであろうか。
ちなみに、大石大明神の向かい側の民家は私と同姓である。親戚以外で同姓の表札を見るのは始めてである。さらに、今までに同姓同士で名刺交換をしたことは2度だけである。
2014.09.22(月)晴れ 今日は平日だが天気もいいし、近場と言うことで、東大阪地区に散らばる古い桁橋を追いかけることにする。東大阪には、全くの平野部と生駒山系の西側の急傾斜地と言う二つの両極端な地形が展開する。平野部には小河川や水路が網の目のように張り巡らされ、概して水はけは良くない。一方、生駒山系の西側急傾斜地には、細い谷溝が幾本も流れ下り、どちらの地形にも橋の存在は欠かせない。そんな中、橋に年号が刻まれた江戸時代の桁橋が、分かっているだけでも何基か存在すると言う。
8.寿町の石橋 東大阪市寿町2丁目14-3丁目4
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平野区杭全神社を後にして北へ向かう。JR長瀬駅の西側に寿町2丁目が広がる。このどこかに江戸時代の石橋の一部が移設され残されていると言う。雲をつかむような話であるが、路地を全てチェックするつもりで、まずは南西角の安養寺にやって来た。ここから東へ北へとゆるゆる探すものとする。最初の東方面は外れ。今度は北へ向かう。すると、ものの50mほどで左手に小さな祠があった。その下に桁橋の一部が保管されていた。労せずして発見でき、小さくガッツポーズ。何の根拠も無かったのだが杭全神社から最短距離でやって来ると安養寺、これが大正解だったことになる。
10.玉串村橋詰辻の石橋 東大阪市玉串元町1丁目11-2丁目1
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高井田元町から、今度は東へ向かう。R24玉井の交差点を右折し南へ向かうと道路西側に水路が並行している。これを、車に気をつけながらゆるゆると南へ辿る。すると、直ぐに手摺では無く白いガードレールが上下2段に設けられている所に行き当たる。そこに石桁橋が残されていた。上面に嘉永3年と刻まれているのが今でも読むことができる。1850年だから、幕末の頃164年前に架けられたものと思われる。現役である。よくぞ残されたものだと感心せざるを得ない。
11.玉串村橋詰辻中の石橋 東大阪市玉串元町1丁目6
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橋詰辻の石橋から道也に細道を東へ向かう。バイクでも気が引けるような細道をゆるゆる進むと、約200mほどで左手極細路地の入口に3枚橋がある。これが文久2年の橋である。1862年だから152年前と言うことになる。
13.日下町橋1号 くさか 東大阪市日下町1丁目4
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大師橋を後にして、少し北にある日下神社へと向かう。近鉄の少し下の方を南北に走る市道を北に進み、石切駅近くで一気に高みに駆け上がり、そこから徐々に下って行く。まるでジェットコースターのような恐ろしい道路配置である。やれやれNAVIが示す日下神社に到着と思った時、パッと左手に建売住宅地が広がった。そこは微妙に右カーブだったのだが、何となく左前方のモデルハウスに目が行き、その瞬間何か左隅に違和感を感じる物がある。住宅地への入口の橋とは別に隣接して石桁橋があるではないか。今では全く使われている様子は見えない。おそらく、ここが宅地化されるずっと前には、この石橋が唯一の橋だったのではないかと推察する。
14.日下神社参道橋
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東大阪市日下町1丁目4
日下神社は市道からは細溝を越えて一旦下り、鳥居を潜って少し登った所に鎮座している。いわゆる社殿なんぞは無い。なーんだと思うような石製の小さな祠があるのみ。で、細溝を超える橋であるが、上はRCに覆い尽くされ、上流側には水道管が何本か通っており、下流側には木が立っており、石橋が隠れていると言う先入観を持たない限り、バイクからは全く見えない。ところが、下から覗き込むと立派な桁石が並んでいる。下流側の木はかなり大きくその根っこは実にたくましく、まるで橋台然としている。
15.日下町橋2号 東大阪市日下町8丁目4
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日下神社を後にして、もう少し北の方にある春日神社へと向かう。ものの100m程も進むと目の前の交差点で車がモゾモゾしている。工事の車をPへ入れようとしているのだが、急坂の上に狭い。全くご苦労なコッテス。ところが、実は私は全く予定外だったのだが、そのPの向こうの橋が気になっていたので、同じPをちょとだけ失敬して谷川に架かる橋をチェックしようとしていたのである。時間がかかりそうだったので、バイクをギリギリ端に寄せて道路上にP。念のためにと言うことで目の前のPまで歩いて行き下から見上げると、思った通り下には石桁があった。シメシメである。何となくだが、この谷川は怪しい。
16.日下町橋3号 東大阪市日下町8丁目4
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気を取り直して春日神社を目指して急坂を下って行く。すると、わずか50m下った右手に今度は見るからに立派な石桁橋があるではないか。高欄まで付いている。直ぐ裏手にある大龍禅寺関連かとも思ったが、どうやら民家専用のようである。せっかくだから計上しておくことにする。
1.瓢箪山稲荷神社参道橋(太閤橋)
Map 東大阪市瓢箪山町3
雨がポツポツ降ってきた。しばらく走っていたが、止むどころかだんだん強くなってきた。ちょうどいい感じの場所があったので滑り込んで雨宿り。手持ち無沙汰なので、持って来たみかんと干し柿とハイチュウとコーヒーを食す。人通りが多いが構うことは無い。随分と時間が過ぎてやっと小降りになったので出発する。一方通行の進入禁止に遭遇。仕方なく左折。次、迷ったが右折、突き当たりにアーケード商店街がある。何故かそこに鳥居がある。近づくと瓢箪山稲荷神社の看板がある。その鳥居の下にはくたびれた桁石が何本かある。こんなもんと思ったが、親柱が健在だ。しかも、なんとなんと、太閤橋とあるではないか。こうなると見逃す訳にはいかない。稲荷神社には石橋は無い。瓢箪山駅は直ぐそこだ。
3.枚岡神社参道横橋 4.枚岡神社拝殿東橋
太鼓桁
参道のちょうど中間にも南側に桁橋が架かっている。ここも梅林の入口となっている。 参道橋から階段を登ると拝殿がある。拝殿の右手に梅林への入口がある。有名な梅林である。行ってみると、たぶん今年は遅れているのだと思うが、広いが全然大したこと無い。戻って、入口から拝殿の裏手(東側)を覗き込むと桁橋がある。近づくことができないので定かではないが、たぶん石桁橋だと思う。
7.重願寺庭園橋
2径間桁 Map
東大阪市山手町12
石切さんからR308暗がり峠を奈良側に越えて帰ろうと思い、R308を探して迷ってしまった。何度来てもこの辺りは悩ましい。強烈な坂道が悩ましさを倍にしている。行き着いた所に雰囲気のいいお寺がある。重願寺、額田聖観音とある。天に聳える二重の塔が一際眼を引く。門の中を覗くといきなりの庭園である。正面には2枚の桁板がクランク状になった桁橋がある。それを渡って上に上がるようになっている。橋を渡って門の方を振り返ると、低く遠く大阪平野の大パノラマが広がっている。今日は春の朧で、遠くは雲だかビルだか、はたまた海なのか茫洋としてつかみどころが無い。随分と高見である。
長崎の坂道には随分と悩まされた。
佐世保の黒髪地区の坂道も同様である。
こういう坂の町に暮らすのはどうであろうか。
見晴らしは申し分ない。
大阪平野の夜景は100万ドル以上であろう。
しかし、登り坂も下り坂もここまできつくなるといい加減辟易しそうだ。毎日の通勤・通学・買物、隣近所へ行くのも全て坂道である。スーパーマーケットの類ははるか下の地上界まで降りなければ、無い。お年よりはどうなのであろう。大変だ。と、思う。

重願寺の門は、さながら天空界への時空門である。門を潜って大阪平野に向かって羽ばたくことができたらどんなにかすばらしいであろう。
一度はばたけば、後は滑空でいいだろう。
スーパーなんて一っ飛びだ。
もちろん会社へも一飛びだ。
帰り? 帰りは、あーっ、と・・・
上昇気流があるさ。
9.鴨高田神社水神社前橋 東大阪市高井田元町1丁目5
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寿町を後にし、さらに北へ向かう。河内永和駅の直ぐ北に鴨高田神社と長榮寺がある。ひょっとして何かあるかも、と淡い期待を抱いてやって来たのだが、神社北東端に小さな池があり、水神社が祀られている。そこへ渡るのに石桁橋が渡されている。ただし背の高いフェンスに阻まれて近づくことはできない。
12.大師橋
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東大阪市豊浦町16-立花町17
玉串元町を後にして、6年前に訪れた枚岡神社方面へと登って行く。枚岡駅と額田駅の中間よりやや額田駅側を流れ下っている谷川が近鉄の下を潜って下流側に出た正にその地点に大師橋と言う石橋が架かっている。これは文久4年とのこと。150年前である。
17.大龍禅寺境内橋
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東大阪市日下町8丁目3
ついでに、またまた予定外だが大龍禅寺にも寄ってみる。すると、門を入った先に細溝が右手から流れ下っている。目の前に1基、さらに上流を見やるとさらに3基石桁橋が見えるが、まとめて計上。
18.大龍禅寺本堂北橋 19.大龍禅寺行者堂前橋
本堂の前には何も無いが、左手北側にも2基見えている。こちらは、別個に2基計上することにする。
20.春日神社参道橋 東大阪市善根寺町6丁目8
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日下神社の後色々あったが、やっと春日神社に到着。目の前の階段を登って行くと踊り場があり、そこに桁橋が地面に埋もれている。本堂には龍も居た。
春日神社-龍
2014.11.07(金)晴れ 今週末も予報によると天気は良くない。そこで天気のいい今のうちに、近場と言うことで、前回9月の東大阪地区で探索しなかった地区の探索に向かうことにする。
23.豊浦川東豊浦町橋1号 24.豊浦川東豊浦町橋2号
桁 / 桁 Map 東大阪市東豊浦町3-東豊浦町4 Map
豊浦川の山手に2基の石桁橋があると言う。でもどれが豊浦川なのかはさっぱり分からない。ヒントは、手摺が緑色と茶色。枚岡駅の下の方から豊浦川と思われる小川沿いにバイクでも気が引けるほどの細道をクネクネと登って行く。結局、近鉄線路までは石桁は無し。線路を潜ってさらに上流を目指すのだが、ここからはバイクでは辿れないので、仕方なく歩。恐ろしいほどの急坂である。こんな急斜面にも家はビッシリと建ち並んでいる。そこを掻き分けるようにして細道を川方向へ向かうと緑色が見えて来る。近づくと下流側に石桁が見えている。この橋を渡って人一人がやっと歩くことができる細道を上流へ向かうと茶色の手摺が見える。こちらは3本の石桁である。雰囲気からしてどちらもかなり古そうである。
22.藤五郎橋 東大阪市古箕輪1丁目-吉原1丁目
3径間桁 Map
全ての予定を終了してこのまま帰ってもいいのだが、実は、この東大阪には樋門も随分と多く存在しているようである。で、WEB地図上で気になっていたポイントに寄り道してみることにする。現地へ到着すると、確かに樋門がいくつか連続して見えている。近付いて見ると、なんとなんと南側には石桁橋が架かっているではないか。それも現役バリバリで、この狭い路を車が何台も通過して行く。ここの水路は地図ではT字に見えるが、石桁がある南側は暗渠にでもなっているのか、見た目は通路になっているものの、要するに元々は水路が平面上でクロスしていたのではないかと思われる。で、この桁橋だが、下は完全に埋められていて全く見ることはできない。たぶん3径間と思われる。そして親柱があり、藤五郎橋と言うまるで芸名のような名称であることが分かる。
26.旧河澄家庭園切石橋 東大阪市日下町7丁目6
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前回9月の時も旧河澄家の前の道を通ったのだが、予備知識が無かったので素通りしたものである。その後、ここには庭園があり石橋があるとのこと、さらに見学は無料との情報で早速やって来た。敷地に入ると平屋だが大変大きな建物の左手西側に枯山水庭園がある。中に入ってもいいですよ、との説明で安心して中に踏み込む。少し高みに滝があり、そこから水が流れ下り池に注ぐ、と言う感じのようである。その池を跨いで薄い1枚橋が架かっている。