2011.02.19(土)晴れ。先週のあの大雪とは打って変わって今週は春のような暖かい日が続いている。今朝は風も無く、山の頂を除いて雪も融け、絶好の日和である。歯の治療が終わって、12時より堺方面に向けて出発する。
1.家原寺行基像前橋 2.家原寺画廊茉莉花入口橋
1枚桁/1枚桁 堺市西区家原寺町1丁
JR阪和線津久野駅の東南600mほどの所に家原寺はある。えばらと読む。僧行基の生誕地とのこと。R28沿いに南大門があり、そこを入ると左手に、おひゃくど祈願所という小さな門がある。そこは、丸い池になっており、中央に行基像が立つ小さな島、その周りを囲むようにドーナツ状にお百度参り用の通路がある。門を入ってこのドーナツ通路に渡るのに自然石一枚橋が架かっている。
ドーナツ通路の
10時の方向には画廊茉莉花への階段下に円弧桁橋が架かっている。
堺市では
1丁目ではなく、目を付けずに1丁・2丁と表示する独特の表示方法である。
3.家原寺境内参道橋 5径間多脚式桁
地図では参道は一直線だが、実際は左へ迂回してから池を渡るようになっている。この池に架かるのが5径間多脚式桁橋である。かなり長い。橋脚は円柱である。水が濁っているので今一だが三重塔をバックにした眺めは悪くない。
4.家原寺放生池庭園橋
1枚桁
桁橋を渡ると右手に放生池庭園という青石の石碑がある。その奥に細い水路を跨いで小さな一枚橋がある。本堂の屋根と階段を除くぐるりには合格祈願の白い布が隙間無くびっしりと覆い尽くしている。見慣れない者には異様な光景に思われるかもしれない。いわゆる絵馬と同等の物であろう。今正に受験シーズン。行基の霊験があればいいのだが。
5.百舌鳥八幡宮参道 八幡橋 堺市北区百舌鳥赤畑町5丁
太鼓桁  もず
地図で見ると至る所にR28があるのだが、今度は津久野駅前からR28を東へ向かう。R34通称泉北1号線を越えてその少し先、百舌鳥八幡南からR197へ左折、400m先右手に大きな鳥居。
百舌鳥八幡宮である。何か無いかなーと思って、参道を下って行くと小川を越える所に幅広の太鼓橋が架かっている。ニヤリとするも、横に回るとRC太鼓桁が見える。柵を乗り越えて窮屈な姿勢で覗き込むが石桁は見えない。定かではないが、上から見る分には申し分ない石橋である。親柱には黒い橋名板があり、八幡橋とある。石橋として計上する。
6.南宗寺北門前橋
堺市堺区南旅籠町3丁
百舌鳥八幡宮からR197を西へ向かう。JRを越え、仁徳天皇陵を越え阪高を潜ると右手に南宗寺が見える。その先、ぐるっと回って北門に出る。門前に桁石がペタペタと置かれている。一応計上。この南宗寺は戦国時代の三好氏の菩提寺とのこと。また茶人武野紹鴎・千利休ゆかりの寺でもあり、沢庵和尚が住職を努めたこともあるとか。
7.南宗寺甘露門前橋 2径間太鼓桁
北門から入ると立派な甘露門が正面に見える。その甘露門の左手東側には堀を跨いで2径間太鼓橋が架かっている。桁の厚みがかなり異なっているのだが、ちょっと見にはかなり違和感がある。
11.南宗寺仏殿前橋
石畳路を奥へ進むと右手に本堂である仏殿がある。その細い石畳参道の途中に桁橋が埋め込まれている。
12.極楽橋 堺市堺区宿屋町東3丁
3径間太鼓桁
南宗寺から阪高の下を北へ向かう。安井町の交差点を過ぎると左手に土居川公園が延々と続く。この公園のどこかに極楽橋があると言う。阪高の西側の下道を公園を見ながらゆるゆると北へ進む。しかし、行けども行けどもそれらしき物が無い。結局、距離にしては大したことはないが、気分的には随分と北の方に目指す極楽橋はあった。元々この公園は土居川(環濠の一部)だったのであろう。極楽橋は土居川のこの近くに架かっていたのだが、阪高の工事などで埋め立てられ撤去されていたとのこと。嘉永61853年に架けられた古い橋である。惜しむらくは、もう少し実際に近い感じで復元してくれたらなーと思う。桁の下が全く見ることができないのは、はなはだ遺憾である。高欄の意匠はかなり凝っている。これは蓮の花であろうか。極楽に向かうというイメージから蓮の花が選ばれたのであろう。立派な橋である。3径間と思われる。
13.旧天王貯水池正面入口門 堺市堺区中三国ヶ丘町3丁
レンガアーチ門
このレンガ門の存在をキャッチしてから随分と年月が経つ。堺は近いし、いつでも行けるという思いがあって、ついつい延び延びとなっていたが、やっと巡り会えた。ただし、正確な場所は分かっていなかったので、随分とあちこち探し回り、さてどうしたもんかと思って信号待ちをしていると、なんと目の前に夕日を浴びてレンガが赤く輝いていた。当時の上水道施設で、明治431910年から昭和391964年まで使われていたとのこと。レンガと石を組み合わせた見事な門である。扁額には、浄水池と書かれている。私は、貯水池とあるから大きなプールみたいな物を想像していたのだが。図を見ても今一ピンと来ないが、この土手のような塊の中にレンガでできた水槽が埋め込まれているような感じを受ける。要するに青空ではないということのようだ。やっぱり、中に入ってみたいものだ。
2021.01.25(月)晴 3日間降り続いた雨が上がり、今日は春の陽気とのこと。路面はビチャビチャ濡れているので、近場でもあることだし、午後一で出かけることに。今日の予定は、堺市のお寺街。
20.北十萬門前橋 堺市堺区錦之町東2丁2−8
桁   きたじゅうまん
堺の町の上を阪神高速が南北に貫いている。その阪高の西側には、良く見るとお寺がこれまた南北にズラリと連なっている。今日は、このお寺群を北から南へと辿ることにする。事前チェックでは、かなりの数の門前石橋があるようだ。結論から言うと、これらのお寺の前には、川は無い。あるのは、雨水を流すための細溝。従って、石橋のほとんどは、いわゆるペタペタ桁橋である。しかし、そのほとんどは見事に磨り減っており、相当の年月を経ていることが伺われる。
21.浄光寺門前橋 堺市堺区錦之町東2丁2−5
22.浄得寺門前橋
堺市堺区錦之町東2丁2−3
23.浄得寺通用門前橋
24.福成寺通用門前橋 ふくじょうじ 堺市堺区錦之町東2丁2−30
25.林昌寺門前橋 堺市堺区柳之町東2丁2-15
26.月蔵寺門前橋 がつぞうじ 27.月蔵寺北辰殿門前橋
堺市堺区柳之町東2丁2−7
28.宗泉寺門前橋 堺市堺区柳之町東2丁2−3
8.南宗寺宝光庵門前橋 9.南宗寺宝光庵西門前橋
2枚桁
甘露門前橋から、堀はL字状に西へ向かう。その途中に円弧桁橋と奥には一風変わった感じの桁橋が架かっている。
10.南宗寺大弁財尊天前橋 2径間桁
甘露門前橋の直ぐ東には、これまた弁財天を囲むL字状の堀があり小さな2径間桁橋が架かっている。橋板は両端の桁に預けるようになっているようだ。
2018.06.16(土)晴 今日は大阪南港コスモスクエア駅にて人と会う約束がある。この辺り、実に久々である。定かでは無いが、16・7年振りぐらいではないかと。ちなみに、この駅は地下にあるのだが、地上に出て来た所は地上2階にあるバスターミナル。ここへ登ってみて、やっと当時のことが思い出されて来た。
14.大仙公園日本庭園の石橋1号
堺市堺区旭ヶ丘北町5丁 / 大仙中町
コスモスクエア駅での用が終わって、後は奈良に戻るだけ。その戻り道、兼ねてより一度は訪れてみたいと思っていた大仙公園、ここを冷やかしてみる。かの有名な仁徳天皇陵の南に広がる広大な公園である。WEB地図では、公園の西側に細長く日本庭園と言うのがある。ここに、いくつかの橋表記がある。日本庭園と言うからには石橋の可能性が大きいと思う。入口の券売機前に立って順番を待っていると、係りの人が、60うん歳以上の人は無料ですよ!エッ!無料なの?どうやって証明すればいいの?免許証があれば確認できます。いつもなら、免許証はバイクに置いたままなのだが、今日は何故か持参していた。そんな訳で、めでたく無料。わずか200円なのだが、ものすごく得したような気分である。がめつい京都とはエライ違いである。意気揚々と中へ入る。目の前に結構な広さの池が広がっている。まずまずの眺めである。全然悪く無い。早速、気になっていた左奥へと進む。目の前に大きな橋があるのだが、残念ながら木製である。そこをうっちゃって、渓流沿いに奥へ。すると、洲浜の左奥に石橋が現れた。やっぱりなー、と、一人ニタニタ。結局、この一画にそれぞれ趣きの異なる石橋が合計4基。戻って、広大な池を右回りで巡る。すると、いい感じの自然石青石1枚橋が見えて来た。近づいて見ると、どうやら2径間のようである。奥には飛龍瀑と言うのがある。さらに回って、入口が近づいて来た所に、広い大柄な石橋もあった。
15.日本庭園の石橋2号 2径間桁
16.日本庭園の石橋3号 1枚桁
17.日本庭園の石橋4号 太鼓桁
18.日本庭園の石橋5号・飛龍瀑前橋    2枚桁
19.日本庭園の石橋6号
29.十輪院門前橋 堺市堺区九間町東3丁1−50
30.萬福寺門前橋
堺市堺区九間町東3丁1−45
31.萬福寺通用門前橋
32.浄福寺門前橋 堺市堺区九間町東3丁1−43
33.本願寺堺別院御成門前橋 34.本願寺堺別院山門前橋
堺市堺区神明町東3丁1−10
35.超元寺門前橋 堺市堺区神明町東3丁1−4
36.高林寺門前橋 堺市堺区明町東3丁1−3
37.浄行寺門前橋
堺市堺区神明町東2丁4−13
38.浄行寺通用門前橋
39.正法寺門前橋 堺市堺区中之町東4丁2−18
40.正法寺西橋 41.正法寺通用門前橋
42.宝光寺門前橋 堺市堺区中之町東4丁2−1
43.本成寺門前橋 堺市堺区寺地町東4丁1−36
桁     ほんじょうじ
44.大阿弥陀経寺甘露井前橋
       おおあみだきょうじ かんろい
堺市堺区寺地町東4丁1−14
45.賢清寺門前橋 堺市堺区新在家町東4丁2−14
堺旧港
私が、九州を出て初めて暮らすようになったのが、ここ堺市。ちょうど、この奥の方、大和川の直ぐ近く。堺旧港は、R26からチラと見えるのだが、やって来たのは今日が初めて。こんなに広いとは思っていなかった。今からざっと400、500年前、堺は日本で最も繁華な町だった。その繁栄を支えていたのが、この港であった。その港の出入り口に立つのが龍女神像。遠目に、頭の上に何か居るなー、鳩でも留まっているのかなーと思っていたが、どうやら、龍のようだ。
上下に2つの太陽、左右には、かすかに幻日?幻日環?