2015.10.24(土)晴 久々にくるまみち隊長からのお誘いが入り、某廃発電所導水路探索に行きませんか。で、早速OKですよの返事を送ると、これまた絶妙のタイミングで、大分のO氏からも同じ物件の情報が寄せられる。さらにO氏からは別件も。さらにさらに、隊長からは、それで前日にしつこく東海道本線の気になる物件をチェックしたいんですが。はてさて、結果や如何に。 |
10.(仮)東横山発電所導水路東杉原水路橋 |
石アーチ |
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揖斐郡揖斐川町東杉原 |
東海道本線の探索を終えて、まだ11時前。ここから通称イビデンの発電所導水路の探索に向かう。まずは東横山発電所の第二沈砂池。なつかしい藤橋城から揖斐川を南へ越える。そこに第二沈砂池がある。現在東横山発電所は水圧鉄管の大改修工事が行われていて、水は全く流れていない。沈砂池の下流側に一筋の谷川が流れ下っており、そこを上面を完璧に塞がれた導水路が跨いでいる。その下には石アーチがあった。いつものことながら、導水路石アーチの石積みは大変緻密で端正な造りである。 径間1.8m、内高1.9m |
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11.(仮)東横山発電所取水口設備の石アーチ |
石アーチ(樋門) |
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第二沈砂池を後にして、ついでにその少し先にある第一沈砂池及びさらにその先の取水口まで足を延ばす。第一沈砂池周囲には何も無いが、取水口堰堤及びその周辺設備は見事である。要するに、現在は取水していないために構造が良く分かる。大きなゲート設備の左岸側には、たぶん魚道を確保するためと思われる階段水路が設けられており、そこに石アーチの樋門が設置されている。小さいが、周囲の石積みも含めて見事な造形である。 |
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第一沈砂池 |

第二沈砂池 |