2012.11.17(土)くもり後雨。今日は朝からどんよりとした曇り空。9時過ぎからは雨が降り出すとのこと。バイクをあきらめ、歩きで東京のJR中央線沿線の龍のチェックに向かう。東京にも波の伊八の龍が居ると言う。その龍の撮影までは、雨よ降ってくれるなと祈っていたのだが・・・。高円寺・深大寺・国分寺界隈をひたすら歩くことにする。高円寺を後にして小雨の中深大寺へと向かう。
1.深大寺参道福満橋 調布市深大寺元町5丁目13
武蔵境駅から真南へ向けて歩き出す。これが結構長い。広大な神代植物公園をさらに南へ回り込む。私は、深大寺とは、単にお寺があるだけと思っていたが、どうしてどうして、門前市を成すと言うぐらいのにぎやかさだ。深大寺そばの店店店。これに土産物屋がズラリと並び、すごい数の人でにぎわっている。テイクアウトの団子等もあり、ここは年齢を問わず、一度は行って見ても損はしないという感じがする。南に向いた表参道を北へ向かうと中間点に参道壱の橋がある。親柱には福満橋とある。
8.日本料理水神苑入口橋 調布市深大寺元町5丁目10
深沙大王堂の西側には、いい感じの庭園がある。木々の間から盗み見ると桁橋が見える。何とか中には入れないものかと建物に近づくと、水神苑と言う日本料理店の庭園らしい。その店の入口に桁橋があった。
2.深大寺参道門前橋 調布市深大寺元町5丁目15
参道終点は、山門階段下で、そこには参道弐の橋が架かっている。
3.深大寺本坊入口橋 調布市深大寺元町5丁目15
参道弐の橋から、細溝を右手東に辿ってみる。直ぐに、白い桁板をズラリと並べた桁橋がある。登った所は本坊である。
4.深大寺亀島弁財天池東橋 5.亀島弁財天池西橋
1枚桁 / 2径間桁 調布市深大寺元町5丁目12
本堂等の龍の撮影を終えて、少し西側に降りる。蕎麦屋の前にちょとした池が広がっている。亀島弁財天池と言うらしい。池の中には東西2ヶ所に小さな島があり、それぞれ小さな祠がある。確か蕎麦屋の横にその祠の説明書きがあったと思うのだが、何となくチェックを忘れてしまった。一つは弁財天だが、他方が何だったか全く覚えていない。東側には1枚橋、西側には2径間桁橋が架かっている。
6.深沙大王堂東橋 じんしゃだいおう 7.北橋
桁 / 桁 調布市深大寺元町5丁目11
深大寺の西の端には、深沙大王堂と言うのがある。その東側には、小さな2枚橋がある。北西側には高欄も付いたゆるく弧を描く円弧桁橋がある。ここを登って行くと蕎麦屋がある。
深沙大王堂-龍

福徳尊の裏ですが、全体的にはまだのようです
深大寺本堂−龍 調布市深大寺元町5丁目15
深大寺元山大師堂−龍

完全にピンボケ、雨に合っているんでしょうかねー
深大寺不動堂−龍
深大寺開山堂−龍

龍虎の戦い。でもォ、お互いにお尻を向け合ってアッチ向いてホイ!
深大寺入口−龍

参道弐の橋の左手です
富士嶽浅間神社−龍 調布市深大寺北町1丁目31
深大寺福徳尊−龍 調布市深大寺元町5丁目12

龍虎の戦い。玉を持ってどういう攻撃をするんでしょうか

怖そうな外見ですが、満足そうな表情にも見えます
9.日本料理水神苑庭園東橋 10.庭園中橋
2枚桁 / 1枚桁 調布市深大寺元町5丁目10
入口橋を渡って庭園の柵の前まで進むと、目の前に、小さな説明板がある。庭園を見学したい方はフロントへ云々とある。ここは躊躇している場合では無い。ソォーッと中に入り受付の女性に、あのぉーッ、食事はしないんですが庭園の見学はできますか?と訪ねると、ええ、いいですよ。どうぞこちらへ!サッと外に出て先ほどの柵に設けられた小さな扉に掛かっている輪っかを外して、滑らないように気を付けて!申し訳ない気持ちでいっぱいだが中に入ることができた。見事な庭園である。池の水が非常にきれいで、岩の配置も嫌みが無く、すごくいい気分に浸ることができる。あまりゆっくりもしていられないので、ザーッと見渡して、右手に2基、左奥に1基、桁橋を確認。右手の2基の撮影は食事場所からは離れるので問題無いが、西側奥の1基は、どうしても食事をしている場所を横切らなければならない。チラと中を見ると、皆さんバッチリ正装して、一部の女性は和服姿だ。食事をしている大勢の人に、私はどう映っているかを想像すると、まるで恥ずかしさのあまり真っ赤になりそうだが、ササッと歩いて行きパチパチッと撮影してサーッと戻る。何となくドキドキハラハラだ。それにしても、こういうきれいな庭園を目の前にして優雅に食事をする人も居るんだと改めて実感。
11.庭園西橋 2径間桁
12.深大寺水車館前橋 13.水車館西橋
桁 / 桁 調布市深大寺元町5丁目10
水神苑をさらに西へ過ぎると、小さいが見事な桁橋が目に入る。なーんだ、水神苑の裏口にも立派な橋があるじゃないかと思ったが、どうも様子が違う。で、改めて観察すると深大寺水車館と言う場所だと説明書きがあった。中には入らず。水車は勢い良く回っているのだが、これは電動だと思う。その水車を後ろ側へ回ると水車へと流れる細水路が続いており、そこに大きな2本桁がある。水路幅に対して異様に長い桁ではあるが、いい感じである。