入口橋を渡って庭園の柵の前まで進むと、目の前に、小さな説明板がある。庭園を見学したい方はフロントへ云々とある。ここは躊躇している場合では無い。ソォーッと中に入り受付の女性に、あのぉーッ、食事はしないんですが庭園の見学はできますか?と訪ねると、ええ、いいですよ。どうぞこちらへ!サッと外に出て先ほどの柵に設けられた小さな扉に掛かっている輪っかを外して、滑らないように気を付けて!申し訳ない気持ちでいっぱいだが中に入ることができた。見事な庭園である。池の水が非常にきれいで、岩の配置も嫌みが無く、すごくいい気分に浸ることができる。あまりゆっくりもしていられないので、ザーッと見渡して、右手に2基、左奥に1基、桁橋を確認。右手の2基の撮影は食事場所からは離れるので問題無いが、西側奥の1基は、どうしても食事をしている場所を横切らなければならない。チラと中を見ると、皆さんバッチリ正装して、一部の女性は和服姿だ。食事をしている大勢の人に、私はどう映っているかを想像すると、まるで恥ずかしさのあまり真っ赤になりそうだが、ササッと歩いて行きパチパチッと撮影してサーッと戻る。何となくドキドキハラハラだ。それにしても、こういうきれいな庭園を目の前にして優雅に食事をする人も居るんだと改めて実感。 |