2011.04.24(日)快晴。昨日の風雨荒れ狂う荒天がうそのように、今日は快晴・微風。すばらしい天気である。松戸市の柳原水閘・小山樋門をチェックした後、江戸川を北へ越え葛飾区水元公園へと進む。この公園の広いこと広いこと、私は、未だかつてこのような広さの公園を見たことが無い。想像を絶する広さである。今日は絶好の行楽日和であり、夥しい数の老若男女がひしめいている。ここを突っ切ることそのものが相当時間のかかることだが、今日は人波を掻き分け掻き分けしてやっと北の外れまで到達できた。先週引いた風邪が治り切っておらず、正に疲労困憊の極である。
1.大場川閘門橋 葛飾区西水元6丁目23
3連(5連)+1連 レンガアーチ樋門
疲れ切った私の目の前に見事なレンガ造の閘門橋が広がっている。見事しか言いようの無いほどすばらしい造りである。現在では歩道橋として機能しているようだ。全体として南側のメインと北側のサブ(単一アーチ)という構成である。変わっているのは、南側メインの上流側は大中3連アーチ、ところが下流側に回ると、両端の中アーチがさらに2分割され、全体として大小5連アーチとなっていることである。この辺りの設計思想は全く想像することができないが、少なくとも景観美という点では、舌を巻くほどである。極めて立体的。高欄の意匠も含めて全体の造詣のすばらしいことこの上なし。ただ、惜しむらくは上流側正面から撮影ポイントが無いのである。下流側も現橋が接近しており、全体像の撮影ができないのはくやしい思いである。

2022.05.06 再訪
2012.4.30(月)曇り。4連休の3日目。さすがに、2日続けて遠出すると、気分的に疲れる。ということで、天気も今一だし、今日は近場で都心の龍探索とする。やっぱり、休日のバイクによる都心走行は快適である。江東区・品川区・目黒区・港区から葛飾区柴又へ向かう。
柴又帝釈天-龍 葛飾区柴又7丁目10

この帝釈天にはこの門を含めて各建物に驚くほどの数の彫り物がある。 前回訪ねて来た時には全く気付かなかったのだから、人間の目の付け所と言うものは実に不思議だ。

波間を飛ぶ龍

波裏の龍

龍以外にも想像を絶するほどの彫物があります

入って左手の水屋

金網がうるさいが、中には首から先の見事な龍が棲んでいます

玉も持っています

玉を持っています

右手の2つ目の水屋

口の中に、玉?

玉は最近の車のヘッドライトもような形をしています

たぶん、埃が積もっているんだと思うが、微妙なコントラストと立体感を醸し出し、悪く無い
玉をつかむ爪の向きがいつもとはちょと違う

今日は猿の見世物とその後はこの大道芸
ただいま傘の上でのリング回し、汗びっしょりでした

通常の玉の持ち方はこれです。爪が玉の中心を向きます

空の見張り番ですね。 羽の生えた龍はカッコええもんですねー!

有料の彫刻ギャラリーなんてのもありましたが入らず仕舞い。
おそらく数えきれないほどの龍や他の彫物があることでしょう。