2012.09.17(月)晴れ・時々雨。3連休の最終日。未明、サーッと雨が降る音がする。予報通りである。今日は、千葉県の南西側に点在する龍と新しく発見されたアーチ石橋を訪ねてグルリと回ることにする。これも予報だが、台風16号の影響で湿った南風と上空の寒気とが混ざり合って各地で天気が不安定とか。館山から山名へ、そして再び館山に戻りへR127を北へ向かう。
三柱神社-龍 富津市竹岡 ふっつし

白龍です
2021.11.26(金)快晴 恒例の、くるまみち隊長との鉄道路線コラボ探索の日。今回のターゲットは、千葉県は房総半島、内房線・外房線・総武本線。初めて、東京湾アクアラインを通過。海ほたるにて目覚める。
1.小久保川橋梁 富津市小久保
桁(JR内房線)
東京湾アクアラインは、羽田空港の直ぐ南から対岸の千葉県木更津市までを結ぶ東京湾横断道路である。前半分は海底トンネル、後半分は橋梁、その中央部やや木更津寄りに、海ほたるPAがある。日の出と同時にここを出発し、圏央道を南へ、木更津JCを右方向・館山道へと入る。木更津南ICで降りて、R127を南へ。佐貫町駅前を右折、軽ーく登った所で右手踏切を越える。その先が今回の一発目。小川が線路を潜っている。何が出て来るかと思ったが、レンガ橋台・石桁であった。
5.(仮)高磯橋梁 富津市萩生
レンガアーチ(JR内房線)
R127トンネルを抜けると、富士見ヶ丘別荘地の大きな看板。そこを別荘地方面へと入って行く。別荘地はかなり高台にあるようだ。高磯踏切を越えると、右下に川が流れているようだ。その左岸側草道を線路方面へと進む。何とか降りることはできる。 径間1.86m

この向こうは海

ここは、R127からの富士見ヶ丘別荘地への入口。
2.(仮)上総湊橋梁 かずさみなと 富津市湊
レンガアーチ(JR内房線)
ここは、上総湊駅の北の方。レンガポータルは海岸線に向いている。海側からのアプローチは可能だが正式な道は無いし、距離が微妙に長い。我々は、時間短縮のため山側からアプローチ。車で目の前まで行くことはできたが、そこは一面の激藪。どこがアプローチポイントなのか見当もつかないほど。何とか左手に細溝を見つける。くっつき虫とケンカしながら激藪を掻き分ける。しかし無情にも、細溝の先は金網フェンスで囲われ、侵入禁止。そこには、約2m角・深さ5mほどの真っ暗なRC製立坑が下へと延びている。細溝との接続部の僅かな隙間の奥に垂直梯子が見えている。が、私にはそこを降りることはできない。隊長が意を決して隙間に潜り込む。 径間1.83m

立坑の最下部

対岸にはうっすらと富士の嶺
3.(仮)燈籠坂隧道西橋梁 富津市萩生 はぎう
放物線レンガアーチ(JR内房線)
この直ぐ東には、その筋の人にとっては大変有名な“燈籠坂大師の切通しトンネル”がある。これを堪能して、その先右手には、これまた旺盛な枯れ植生の広場がある。良ーく観察すると、左端に川があるように思える。そこへ降りると、驚くなかれ、放物線レンガアーチが現れた。小振りだが、シミ一つ無い見事な状態である。 径間1.83m
4.(仮)竹岡駅東橋梁 富津市萩生
レンガアーチ(JR内房線)
なんと、素掘り部分が現れた。でも、中央部はレンガアーチ。しかも、微妙にカーブしている。 径間1.85m

正面が竹岡駅。歩道橋が見えているが、この左下を小川が潜っている。

入口手前には、ちょとした斜路がある。何故かうまい具合にロープがあった。

両端部は素掘りのまま