3.白虎隊記念館前橋 会津若松市一箕町八幡弁天下
不動川水管橋から降りて来て、直ぐ近くの白虎隊自決の地飯盛山方面へ向かう。ただし、ここは2度目なので自決の地まで行くのは止め、途中左手にある白虎隊記念館前を通って厳島神社方面のチェックに向かう。その途中、ちょうど記念館前に大きな擬宝殊を持つ桁橋がある。
結局、厳島神社には石橋は無い。
会津若松での情報は他には無いので早々に切り上げ、会津若松ICから磐越道に乗り、帰途に就く。郡山で東北道に入り南へ向かう。12時までに白河に到達できるのなら白河で降りるつもりで進むと、案外すんなりと11時過ぎには白河中央スマートICに到達したので迷わず降りる。このICETC装着車だけの出入口である。建物は無い。ポツンと装置があるのみで、一旦停止しろとの案内板。すると係員が2人あわてて走って来て、やはり一旦停止するように叫ぶ。どうやら利用者が少ないのか慣れていないのか、係員が付きっきりでチェックしているようだ。
2011.07.18(月)晴れ。3連休の最終日。米沢市のホテル平成を6:30に出発する。R121を南へ向かい喜多方市を目指す。このR121も軽快に流れる。峠越えになるのだがスイスイ進み、喜多方市慶徳町に到着。ここには慶徳橋梁というレンガアーチがあるらしいのだが、さんざん探すも結局手掛かり無し。あきらめて会津若松に向かう。
1.旧滝沢本陣前橋 会津若松市一箕町八幡 いっきまち
不動川水管橋に向かう途中、旧滝沢本陣と言うのがある。その石碑の前に2基の桁橋が架かっている。4枚橋と3枚橋。
2.不動川水管橋(坂下水路橋) 会津若松市一箕町八幡字坂下地内
石アーチ
旧滝沢本陣前をさらに登って行く。すると戸ノ口堰というのに遭遇する。堰とは用水路のことだ。そこへバイクをPして戸ノ口堰沿いに上流へ歩いて行く。直ぐに水門が見えて来る。その右手に黒っぽくアーチが見えている。不動川水管橋である。上流側右岸から降りられる。欠円アーチである。要石は五角形。壁石は平行積み。 径間6.8m、奥行き3.12m、環厚0.36m
2012.10.20(土)晴れ。今朝は寒い。冬装備で出かけるも、ハンドルカバーを付けていないので指の凍えるのだけはどうしようもなく、給油を兼ねてSAに立ち寄り、紙コップのお茶を両手で包み込み暖を取る。これがなかなか回復しない。だんだんとお茶が冷えて来た頃やっとジンジンも消える。今日は、会津若松の発電所取水口水門をメインに訪れることにする。
4.旧正宗寺円通三匝堂・さざえ堂前橋
会津若松市一箕町八幡弁天下
ここは、昨年もやって来たのだが、当時はここにこんな物があるとは全く知らず、今日の再訪となった次第。前回と同じように土産物店の無料Pにバイクを預け、これまた同じように白虎隊記念館前の石橋を越えて右上へと登って行く。戸の口堰へとやって来て、右上を見ると確かにらしい建物が階段の上に見えている。そして、さーっ階段を登って、と思ってひょいと足元を見ると、そこに思いがけず石桁がある。
さざえ堂-龍

顔が見えなければ大蛇にしか見えません
6.猪苗代第一発電所導水路第一号暗渠レンガアーチ
レンガアーチ 会津若松市河東町八田大野原
猪苗代第四発電所取水口水門を後にして、会津藩高日新館を冷やかすも、中には入らず、R49を東へ向かう。途中、野菜果物売り場で、柿とりんご二袋を買う。両方でわずかに380円。ニンマリである。R49を猪苗代湖畔まで降りる。道路案内が無いのでしばし迷うものの、恐る恐る入った最後の脇道で正解で、猪苗代第一発電所導水路に辿り着く。水は流れていない。たぶん、ここが第一号暗渠と言われている所と思う。暗渠とは言うものの、明らかに開削工法で施工されたもので、一般的な暗渠とは趣が異なる。私的には、道路橋と分類してもおかしくは無い。ここは、金属製の柵がびっしりと一部の隙も無く両脇を画しており、植生の勢いもあって、なかなかいいカメラアングルが無い。壁面はレンガアーチになっているのだが、どうもレンガ部分は両端部の1mほどのような感じである。第一号暗渠からさらに数百m下流側に同じような感じで、第二号暗渠がある。こちらは、さらに近づけない。多少あやふやだが、どちらもレンガアーチとして計上する。

二号暗渠へと続く導水路
7.猪苗代第一発電所導水路第二号暗渠レンガアーチ   

上面には排水用の溝があります

直ぐ向こうに、磐梯山
5.高野町八幡神社参道橋 会津若松市高野町中沼西坂才甲
  こうやまち にしさかさいこう
さざえ堂を後にして、北の方、喜多方を目指す。つい先ほど降りたばかりの磐越道会津若松ICを潜ってR121を北へ向かう。加速態勢に入ると左手に神社の杜が見える。鳥居も見える。鳥居の前にーっと、良く見ると桁橋も見える。あわててバイクを停め、そそくさと広い歩道の上をバックする。近づいて行くと、石桁であることを確認。龍も居た。