東置賜郡高畠町の幸橋を後にし、夕陽の中、米沢へ向かう。市役所からは上杉神社はかなり離れている。さらに南へ向かう。やがて暮れなずむ中、上杉神社へ到着。入口に堀を越えて舞鶴橋と言うアーチ橋が架かっている。かつてここは米沢城本丸。毘の文字が一際目立つ。堀に架かっているので下から見上げることができない。かといって上からもほとんど見えない。また、真横から見るには随分と離れてしまう。悩ましい橋である。壁石は平行積みで、水に隠れて確認はできないが多分欠円アーチである。幸橋を少し大きくしたら舞鶴橋になるような感じで、良く似ている。親柱は極めて特異な石でできている。南陽市の吉田橋と似ている。橋を渡ると右手から上杉謙信が見下ろす。 |