2012.07.16(日)雨。3連休の最終日。今朝も4時には目が覚める。でも窓をたたく雨の音。しばらくうとうとして6時に起き、7時には出発。今日は青森県内の残りをチェックして無事に帰ることが最大の目標である。弘前を後にして、秋田県境へと登って行く。
1.古懸不動尊国上寺堂及橋 平川市碇ヶ関古懸門前 いかりがせきこがけ
弘前市内の龍のチェックを早々に切り上げて、R7を南へ向かう。GAS補給をして碇ヶ関へと徐々に登って行く。やがて左手に古懸の文字が見えて来る。左折、川を渡って奥へ登って行く。古懸不動尊と言う案内板に従ってゆっくり進むと、集落を抜けたような所に出、左手に鳥居が見える。うまい具合に雨が止んだ。鳥居の手前に薬師堂があり、その前に桁橋が架かっている。親柱を見ると堂及橋とある。これは、古懸不動尊の参道橋とみなして良いだろう。いわゆるお寺なのだが、鳥居があるのがちと気にかかる。
不浪寄八幡宮-龍
不浪寄八幡宮は、なみよせず、と読みます。まるで漢文調の読み方ですね。でも、こんな山奥で不浪寄とはどういう状況を想像すればいいのか理解に苦しみます。

古懸不動尊参道の終点に八幡宮の参道入口。
ということは堂及橋近くの鳥居も八幡宮のものなのでしょうか?

拝殿前に2本の石柱。龍が巻き付いています

昇り龍・降り龍
2012.07.14(土)くもり。この3連休はずっと前から青森行きを予定していた。この際、雨がどうのとは言ってられず、早々とホテルも予約しておいた。ところが、梅雨の末期、やっぱり天気は良くは無い。まずは、雨の船橋を後にし、東北道を北へ向かう。仙台も過ぎ、平泉も過ぎ、ひたすら北へ向かう。ところが、北へ向かうほど天気は回復して行き、青森県内に入る頃には青空も見えるようになる。秀麗な岩木山も、雨上がりの靄の中、雲の上に3つこぶ姿を見せてくれた。
つがる市から戻り、奥羽本線旧線跡を訪ねた後南へ向かう。
猿賀神社-龍 平川市猿賀石林

17:45です。暗くなってきました

4本の柱の間にそれぞれ龍が居ます。かなり暗いです

玉を持っていますが、爪は何本なんでしょうか

やっぱり5本爪ですね。珍しい!

拝殿の奥へ行って見ると、なんとなんと白龍の立像が居るではないか
かなり、興奮しました。でも、何とも悩ましい格子です

ここは、格子に阻まれて全く撮影ポイントがありません
ウンと離れて格子の上からズーム撮影でしたが、ピンがボケてしまいました
神宮寺-龍 平川市猿賀石林
蓮乗院-龍 平川市猿賀石林

親子龍です

この入口にガラス窓があるのが、この地方の特徴です。積雪対策でしょうね
2012.07.15(日)雨のちくもり。3連休の中日。朝4時には目が覚める。弘前のホテルの窓の外には、やっぱり雨。それもかなり強く降っている。今日は北の果て、むつ市まで行く予定であるが、ちょと気分が削がれる。それでも5時過ぎには起き出し、コーヒーを沸かし、朝食。6:30になって、意を決して雨の中ゆっくりと走り始める。まずは弘前城に向かう。弘前城東内門外橋のチェックを終え、降りしきる雨の中、R7を青森市へ。さらに、R4平内町を抜け、さらにR279を北へ向かう。むつ市のチェックを終え、青森市まで戻って来る。さらに薄暗い中、平川市の龍を訪ねる。
柏木八幡宮-龍 平川市柏木町柳田
尾崎八幡宮-龍 平川市尾崎浅井
新屋八幡宮-龍 平川市新屋栄館 あらやさかえだて

2匹居るようですが、薄暗くて良くは分かりませんでした
2.旧第六平川橋梁 平川市碇ヶ関西碇ヶ関山
レンガアーチ(奥羽本線旧線跡
古懸不動尊を後にして、R7をさらに登って行く。やがて、R7は、R282が左分岐する先で橋を渡り、その先で大きく右カーブする。その頭上に1基の橋がある。奥羽本線旧線の跨道橋である。そこを潜ると左手に広い空地がある。そこにPして振り向くと、左手に先ほどの跨道橋、そして右手には何やら怪しげな建物。その建物の下にアーチが見えている。近付くと表面の白い物が剥げ落ち、RC地肌が見えている。でも、アーチ下面を見ると、レンガアーチであることが分かる。どうやら、レンガアーチの両端部には石積アーチが組み込まれ、そのさらに外側にRCが厚さ30cmほど塗り固められ、さらに外側に化粧が施されている、と言う状態のようである。このアーチも奥羽本線旧線のものと思われるが、では下を潜っていたのは何だったのだろうかと疑問が湧く。道路だったのか、はたまた川でも流れていたのだろうか。現状からは全く想像することもできない。今は昔の話である。それにしても、アーチ上の建物は何なんだろうか。ひょっとしてラブホ?イヤイヤイヤァーレストラン?それとも・・・?何なんでしょうかねー!