8.謎の石造物 in 明日香地方
橿原神宮の南方から東方にかけての平地から山手へと移る一帯を明日香(飛鳥)と言います。この一帯には、古代史を賑わす数々の古墳や遺跡が目白押しです。緩やかに広がる丘陵地帯にのどかな田園風景が展開し、ほんのちょっと歩いただけで、これが明日香なんだ、ここが飛鳥なんだと、何となくホッとするものを覚えるのは、私だけでは無いと思います。そんな中、実は、あちこちに”謎の石造物”と言われる、文字通り得体の知れない奇妙な石造物が散らばっています。それらは、巨大であったり、お墓であったり、変わっていたり、ほのぼのとしていたり、思わずニンマリとしてしまうような物だったり、・・・そういう謎に富んだ石造物達を紹介します。
尚、詳細を知りたい方は、キーワード検索をして調べてみて下さい。ここでは紹介するに留めておきます。
益田岩船 竹林の中に突如現われる巨大な石塊にはドギモを抜かれます
猿石(吉備姫王墓) 猿とも人間ともとれる得体の知れない4体
猿石(高取城跡) 日本三大山城の筆頭と言われる高取城跡への大手道(登山道)で迎えてくれます
鬼の俎板・鬼の雪隠 大きな鬼が人間を俎板で料理して食べ、雪隠で用を足した・・・そんなばかな!
亀石 愛嬌のある顔立ちの大きな亀
二面石(橘寺) 右側が善面、左側が悪面とのこと
石舞台古墳 皆さん良くご存じの石舞台
マラ石 これを見た男性軍は皆意気消沈 トホホ・・・
イヤイヤイヤー、パワーもらえるかも!
阿字石(岡本寺) 何やら字が彫られていますが・・・
10 岡の酒船石 皿状の窪みとそれらを繋ぐ溝・・・謎です
11 亀形石造物 水を溜めて流す水槽のような・・・謎です
12 飛鳥坐神社の石造物 ここには、すごい数の石が並んでいます。ほとんどは陰陽石です
13 飛鳥水落遺跡 古代の水時計??
14 弥勒石 弥勒様だそうですが
15 飛鳥資料館の石造物 資料館の前庭には様々なレプリカ石造物が集められています